出版社内容情報
会社で、学校で、毎日の生活の場で、今もっとも必要とされている能力が「ものごとを要約する力」。元朝日新聞論説委員で名コメンテーターでもある著者が、「要約力」を身につける方法を分かりやすく具体的に教えてくれる。●著者がすすめる「要約力」をつける訓練法/見聞きしたものすべてに、心の中で見出しをつけてみる/テレビを見るときは、手元に筆記用具を用意して、メモをとろう/冒頭にいきなり結論を述べ、次に「なぜ?」を述べるのが基本/偉い人の文章こそ、イチャモンをつけながら、読む/新聞に掲載されている書評欄を読んで、「聞きかじり」を蓄積する/テレビのニュースは自分もコメンテーターになった気分で見る/「なぜ?」の気持ちをなくさないよう、日々、自分に対して質問をなげかける/朝のテレビのニュースはおおまかな輪郭だけを覚え、朝のラジオのニュースは、しっかりとイメージを広げながら聞く……など。
内容説明
できる人間とできない人間の差は、要約力があるかないかである。会社で、学校で、今もっとも必要とされている能力が「ものごとを要約する力」。名文章家であり名コメンテーターでもある著者が、要約力を身につける方法をわかりやすく教えてくれる―。
目次
第1章 人間は要約する動物である(「要約」とは何か?;巻頭の銘句も目次も要約の一種 ほか)
第2章 生きるとは「読む」こと(「読む」とはどういう作業か;「四文字熟語」で考えてみる ほか)
第3章 コメンテーターになろう(文章は社会の秩序のカナメ;おおまかだからこその要約 ほか)
第4章 文章を作る力とは(書くとは真似すること;カラオケの歌を手本に書いてみる ほか)
第5章 進路を決める要約力(何よって蓄積するか;短い人生にどう蓄積するか ほか)
著者等紹介
轡田隆史[クツワダタカフミ]
1936年東京生まれ。早稲田大学卒業後、朝日新聞東京本社に入社。社会部デスク、編集委員などを経て役員待遇論説委員となり、1996年までの八年間、夕刊一面コラム「素粒子」を一人で執筆。その後、編集局顧問となり、1999年に退社。同年より、テレビ朝日系ニュース番組「ニュースステーション」のコメンテーターを務め、以来、「スーパーJチャンネル」などのテレビ番組やNHK・FM放送「日曜喫茶室」、山陽放送ラジオ「おはようネットワーク」などのラジオ番組、講演会などで活躍。日本大学法学部非常勤講師、日本記者クラブ、日本ペンクラブ、日本エッセイスト・クラブ、日本山岳会会員
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