出版社内容情報
１９９７年の厚生省のまとめでは、わが国の糖尿病の患者数は、予備軍を含めると１４００万人で、２０１０年にはその倍になると予想されている。その理由としては、油脂分、コレステロールの多い欧米型の食事の普及と、慢性的な運動不足（自動車の普及率と患者数が比例）が上げられる。本書は、患者の立場に立ったＱ＆Ａを多用して、糖尿病の症状、検査、治療、食事療法、運動療法などについてわかりやすくまとめた糖尿病の患者と予備軍必携のガイドブックである。主な内容は「糖尿病の症状」「糖尿病をしっかり知ろう（糖尿病のタイプ、合併症など）」「糖尿病の検査」「自分のライフスタイルを作ろう」「糖尿病と上手につきあう方法① 食事編」「糖尿病と上手につきあう方法② 運動編」「糖尿病と上手につきあう方法③ 薬物療法」「低血糖について」など。監修は前・糖尿病学会理事長。
内容説明
病気の基礎知識と、食事療法、運動療法、薬物療法、日常生活のケアまで、糖尿病の最新情報を網羅。
目次
第１章 糖尿病の症状
第２章 糖尿病をしっかり知ろう
第３章 なぜ糖尿病になるのか
第４章 糖尿病の検査
第５章 食事療法
第６章 運動療法
第７章 薬物療法
第８章 低血糖について
第９章 糖尿病の合併症
著者等紹介
赤沼安夫［アカヌマヤスオ］
昭和１０年、山口県生まれ。東京大学医学部卒業。同大学医学部第三内科入局。昭和４０年、アメリカ・ワシントン州立大学留学。昭和５５年、東京大学医学部講師。昭和５９年、朝日生命糖尿病研究所所長。昭和６２年、日本糖尿病学会中央認定医委員会委員長。平成２年、日本糖尿病学会会長。平成１０年、東京女子医科大学客員教授。平成１２年、日本学術会議会員。現在は朝日生命成人病研究所名誉所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
