眠れるレタス姫

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 21cm
  • 商品コード 9784072447659
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

みずみずしい新鮮な野菜から生まれる、かわいい野菜の妖精たち。人間の眠った夜のキッチンで、とんだりはねたり、いたずらのし放題。ちょっぴり内気な生まれたばかりの主人公は、芽キャベツの妖精。ほかの妖精たちのどんちゃん騒ぎには加われずにいます。そんな彼がなぜかひきつけられるしなびかけたレタス。「この奥になにかたいせつなものがある」と、レタスの洞窟に分け入る主人公が見つけたのは、なんと眠れるレタス姫なのでした。NYのロフトを舞台に繰り広げられる妖精たちの楽しいパーティー。奇才・天野喜孝氏の描く美しいファンタジー絵本です。

内容説明

N.Y.のロフトで、満月の夜に繰り広げられるかわいい野菜の妖精たちのミッドナイト・パーティー。ファンタジー絵本。

著者等紹介

天野喜孝[アマノヨシタカ]
1952年静岡市に生まれる。1967年アニメーション製作会社、竜の子プロダクションに入社。キャラクターデザインを担当。数々のヒット作品を手がける。1981年「SFマガジン」で「トワイライト・ワールズ」の連載を開始、イラスト界に鮮烈なデビューを飾る。1982年竜の子プロダクションを退社以後、数多くの装丁夏、挿絵、アニメーションの制作や、ゲームソフト『FINAL FANTASY』シリーズのキャラクターデザイン、映画・舞台美術・衣装デザインに関わる。また2003年のファインアート界へのデビュー以来、北米やヨーロッパにおける大規模なアートショーへの作品出展、ドイツ・ケルン、ベルギー・クノック、フランス・カヴァレールでの個展開催など、世界を舞台とした幅広い分野で活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

古古古古古米そっくりおじさん・寺

22
あの天野喜孝の描いた絵本。真夜中の台所で野菜の妖精達のパーティー。可愛い内容だが、天野喜孝の筆なので、綺麗ながらも激しい躍動感がある。レタスというのがなんとも良い。天野さんのタッチに合っている感じ。レタス姫と彼女を発見した妖精のダンスで終わるのだが、どこと無く淋しい様な終わり方も良い。萎れる前のレタスは綺麗だ。2014/03/19

蝶々

11
◎そやったそやった。キャベツゆうたらレタスやの。レタスゆうたらレタス姫やったわ。レタス姫やなんてふざけた名前やねんけどどうってこと無い物語やねんけどアタシはこの絵本が大好きやわ。そやから何度もこの本を広げて絵を鑑賞してレタスを頬張るのよ。レタス姫を見ながら食べるレタスは格別に甘いわ。悲鳴もマヨネーズ。2009/06/17

ミカ

8
ちょっと昔にNHKでやっていたアニメ「やさいのようせい」の原作。「やさいのようせい」大好きで毎朝見てたなあ。芽キャベツもかわいいけど、ガーリックが1番好きでした。キッチンの隅、真夜中に目覚める野菜たちがわちゃわちゃしてると思うと、とても楽しい。朝起きてキッチンになにか違和感を感じたら、それはやさいのようせいたちの仕業かもしれない。2012/10/30

たかとう

3
みんなが踊り出す真夜中。芽キャベツの精が気になった萎びた葉っぱの中にいたのは、美しいレタス姫でした、というお話。ストーリーは正直どうってことなかったんですが、天野喜孝氏が描く明るくやわらかい線のイラストを楽しむにはいい感じかな。私はもっとダークないかにも天野さんというイラストのほうが好きだけれど、こちらもふんわり可愛かったです。2009/05/13

ひろぺん

2
復刊黒表紙版。天野さんの独特のタッチのイラスト。アニメでのキャラクターとはまた一風違う雰囲気。白表紙版も取り寄せて見たくなる。 以前の白表紙版と今回の黒表紙版では版の大きさが変わっているようです。白表紙版はA5の小ぶりなサイズですが、黒表紙版はA4のサイズ。絵の迫力と繊細さでやはり違いがでるみたいです。 (最初復刻版がリストに出てこなかったので、こっちに感想書いたら、あとから復刻版もリストに上がってきた。)2017/10/16

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