出版社内容情報
「ぼうしをかぶって おくつをはいて バギーに乗っておさんぽです」(本文より)で始まる、たのしいお散歩の絵本です。ちょうちょを見て、お空の雲を見て、ママは赤ちゃんに話しかけます。街に出て近所のおばあちゃんに会い、ネコに会い、ママと赤ちゃんはごあいさつ。公園について、アリさんを見て、ボールをおいかけて、そして知らない赤ちゃんに出会って……。誰もが経験するやさしいひとときを、ニューヨーク在住の2児の母でもある作者が、美しく安らぎを感じさせる絵で、描ききりました。赤ちゃんに読んだあとは、「○○ちゃんも、お散歩に行ったね」「またあの公園に行ってみたいね」と、身近な経験とあわせてお話してあげてください。お母さんもお父さんも、そしてもちろん赤ちゃんも、読んで幸せな気持ちになる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
8
この絵本のタイトル。「あかちゃん」という一般名称ではなく、この子を名前で読んで欲しいな~と思います。「あかちゃん」と呼ぶと、誰かがこの子を離れて眺めている感じで、距離感があるように感じるのです。名前で呼びかければ、ぐっと近づく感じがするのに…。また、バギーという表現が時代を感じるのですが、絵としては、春らしく、かわいらしいし、色もはっきりしているので、読み聞かせに使いました。2014/05/27
二条ママ
1
次女4歳5か月。図書館本。娘が選んで借りてきた。あかちゃんとお母さんのある一日のお散歩を、そのまま描いた感じの絵本で、ほのぼのとしてかわいかった。2020/10/29
ギラたん
0
1歳8か月、図書館。「おひさまあかちゃん」の続きで読んだので、子どもウケがいい。「まてまて」と言うのが楽しいみたい。2015/04/23