スピーク

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072397589
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

高校生活の一日目。わたしに話しかける子はいない。中学時代の友だちも、わたしと目も合わさない。すべては、あの夏の夜の、パーティーでの出来事のせい。ほんとうは何が起こったのか、わたしはだれにも言えなかった。グループでかたまる同級生たち。権利をふりかざす先生。台所に置いたメモでしか会話しない両親。そして、忘れてしまいたい、アイツの存在。のどに雪玉を詰めこまれたように、わたしは自由に話し、笑うことができなくなってしまった。いつか、この凍てついた沈黙を解かすことができるんだろうか――。高校生になる直前の夏、友人宅で開かれたパーティーでレイプされたメリンダ。その事件をきっかけに、友人から誤解を受け、同級生たちから「しかと」されることになる。希望に満ちていたはずの高校生活は、一転、生き地獄となった。友だちにもわかってもらえず、誰にも、なんにも言えないまま、メリンダは苦しみ、孤独に耐えつづけるが……。痛みを抱えた少女が、ゆっくりと少しずつ、懸命に自分を取りもどそうとするさまをリアルに描く。全米のティーンエイジャーから圧倒的な支持を受け、大きな反響を呼んだベストセラー。

内容説明

高校生活の一日目。わたしに話しかける子はいない。中学時代の友だちも、わたしと目も合わさない。すべては、あの夏の夜の、パーティーでの出来事のせい。ほんとうは何が起こったのか、わたしはだれにも言えなかった。グループでかたまる同級生たち。権利をふりかざす先生。台所に置いたメモでしか会話しない両親。そして、忘れてしまいたい、アイツの存在。のどに雪玉を詰めこまれたように、わたしは自由に話し、笑うことができなくなってしまった。いつか、この凍てついた沈黙を解かすことができるんだろうか。痛みを抱えた少女が、ゆっくりと少しずつ、懸命に自分を取りもどそうとする様をリアルに描く。全米のティーンエイジャーの圧倒的な支持を得た話題作。

著者等紹介

アンダーソン,ローリー・ハルツ[アンダーソン,ローリーハルツ][Anderson,Laurie Halse]
ニューヨーク州シラキュースで育ち、現在、夫とふたりの娘とともにペンシルヴェニア州に暮らす。はじめての小説となる『スピーク』で、マイケル・L・プリンツ賞などヤングアダルト小説に贈られる数々の賞を受賞、高い評価を得た

金原瑞人[カネハラミズヒト]
法政大学教授。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

21
「スピーク-話す」なんとも単純明快なタイトルだ。 そりゃあたくさん話すことがあるだろう。主人公のメリンダは高校一年生になったばかり。いわゆる大人への階段を上る悩み多き十代だ。家族に話せないことでも、同じ年の友達とは、いくらでも話すことがあるお年頃だ。2010/08/12

MT

2
【自由と無秩序をはき違えている連中】2014/06/22

づいみー

2
クールなタッチで重すぎず面白かったです。展開が独特で話がすぐ切れちゃったり、場面が飛んだりするけどそれらの過程がちゃんと活きてます^^だからそれほどクールでもない終わり方も好きv それに金原さんの訳も好き2011/11/09

陽香

1
200406202016/09/30

竜崎

1
のけ者にされている女の子は一年前のパーティーで何かあった。2011/08/29

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