出版社内容情報
ライラエルと古王国王子サメスは、巨大な力をもつ何者かによって操られている友人ニコラスの救出に向かった。めざすは、〈紅の湖〉。その湖畔では、見えない敵――歴史書にも記されていないほど古い〈悪〉がじょじょに姿をあらわしつつあった。太古の〈悪〉の復活――それは、この世の終わり、すべての生命の終焉を意味していた。一方、アンセルスティエールでは、古王国国王タッチストーンとアブホーセン・サブリエルがテロの犠牲になった。新アブホーセンとなったライラエルは、自分の責任を果たし、罪のない人々を救うために、必死になって敵を追う。だが、敵の力は予想をはるかに越えていた。いまこそ、千年も前から氷河の奥でライラエルを待っていた『闇の鏡』を使うときだ――ライラエルは不評の犬とともに冥界のいちばん奥、第九門に向かう。第九門の先にあるのは、永遠の死。そこで、彼女が見たものは? そして、太古の悪との宿命の闘いの結末は――。チャーター魔術やフリーマジック、チャーター創設の秘密、モゲットや不評の犬の正体……古王国記すべての謎がついに明らかになる、シリーズ完結編。
内容説明
ライラエルとサムは、巨大な力をもつ何者かによって操られている友人ニコラスの救出に向かった。めざすは、“紅の湖”。その湖畔では、見えない敵―歴史書にも記されていないほど古い“悪”がじょじょに姿をあらわしつつあった。太古の“悪”の復活―それは、この世の終わり、すべての生命の終焉を意味する。一方、アンセルスティエールでは、古王国国王タッチストーンとサブリエルがテロの犠牲になった。新アブホーセンとなったライラエルは、自分の責任を果たし、罪のない人々を救うために、必死になって敵を追う。だが、彼女を待ち受けていたのは、予想をはるかに超えた惨状だった―。
著者等紹介
ニクス,ガース[ニクス,ガース][Nix,Garth]
1963年オーストラリア、キャンベラ生まれ。キャンベラ大学卒業後、編集者となるが、その後、ヨーロッパ、中近東、アジアを放浪。マーケティング・コンサルタント、出版エージェントを経て、現在にいたる。『サブリエル―冥界の扉』で、ファンタジー作家としての確固たる地位を獲得
原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒業、埼玉県在住
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