出版社内容情報
好評の「よくわかる最新医学」シリーズの1冊。日本ではリウマチ(慢性関節リウマチ)に悩む患者は約100万人いるといわれている。しかも年齢的には30~50歳代の、子育てや家事、仕事に忙しい女性に多い病気である点が特徴的である(女性と男性との比率は4対1で、圧倒的に女性に多い病気)。リウマチはなかなか治りにくい病気(再発しやすい病気)であるために「難病」として恐れられているが、早期発見して適切な治療を受ければ、日常生活に支障がない程度にまで、関節の機能障害を最小限に食い止めることができる。本書は、最近目覚しい進歩を見せている検査・診断の実際と、最新の薬物療法・手術療法・リハビリテーション療法を、図版やイラストを多用してわかりやすく解説し、あわせて日常生活でのケアやリウマチとのつきあい方もていねいに触れている。監修は、日本で唯一リウマチ科のある日本医科大のリウマチ科教授で、人工関節の第1人者である吉野槇一教授。
内容説明
本書は、関節リウマチの治療の新しい医療情報や日常生活上のバックアップ等をできるだけわかりやすく紹介している。
目次
リウマチとはどんな病気か
関節リウマチは痛みの病気
関節リウマチの検査と診断
関節リウマチの治療(薬物療法=内科的療法;手術療法=外科的療法;リハビリテーション療法)
日常生活のケア
著者等紹介
吉野槇一[ヨシノシンイチ]
東京都出身。昭和40年、日本医科大学卒業。昭和41年、東京大学医学部整形外科学教室入局。昭和49年、都立墨東病院リウマチ科医長。昭和53年、日本医科大学理学診療科助教授。昭和63年、米国ルイジアナ州立大学整形外科客員教授。平成3年、日本医科大学リウマチ科教授。日本リウマチ学会理事、財団法人日本リウマチ財団理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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