出版社内容情報
単に「不要なモノを捨てる」だけではなく、自分の生活にとって害となっている人間関係も捨て去ろう!というように、生活全般の不要なモノを捨てることによって生活・人生を向上させようとする本です。
内容説明
部屋の中の「お荷物」、人生の「お荷物」を捨てて身も心もスッキリしよう!身の回りや人間関係の上手な整理整頓の仕方教えます。
目次
幸せになるのに何が必要か?
人生に要らない「お荷物」
収集する、保管する、捨てる
『三つの箱』作戦
山積みの紙をなくそう
ひとつを持ちこんだら、ひとつを処分する
新しいモノを入れるためにスペースを用意しよう
特別なモノには特別な場所を用意する
「お荷物」であふれかえっている部屋と家
スペース・クリアリング―空間の浄化
モノを片づけてから生活を楽しもう
スペース・クリアリング―一週間プログラム
総まとめ
著者等紹介
ポーレ,リタ[ポーレ,リタ][Pohle,Rita]
インダストリアル・デザイナー。大学でドイツ文学と政治学を学んだのち、インダストリアル・デザインを専攻。現在ドイツのシュトゥットガルト在住。1996年に独立し、「デザイン&コンサルティング社」を設立。風水の専門家でもある
畔上司[アゼガミツカサ]
1951年生まれ。東京大学経済学部卒業。日本航空勤務を経てドイツ文学・英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
94
これは、ドイツでの整理術ということで20年以上も前に訳されていたものですが、最近は日本でもあまりものを持たない考えが広まってきたようです。昔は結婚式の引き出物などで困ることが多かったようですが、最近はかなり変わってきています。総まとめの最初に「何かを持ち込んだら、その代わりに何かを処分する」と書かれていて、私も身に着けるものなどでそのようにしています。ただ本だけはあまりはかがいきません。2025/04/17
ごへいもち
26
大半はカレン本を薄めた感じ。最後に一週間できれいにする方法というのがあり期待したが家全体の物の仕分けを2時間×2日で終わらせるって┐(´~`)┌ 2013/04/01
キキ
5
12月になると片付けの本を読んで大掃除のモチベーションを上げることにしているのだけど、いろいろ読んでいるとさすがに新鮮味がなくなってきました。。カレン・キングストンの『ガラクタ捨てれば自分が見える』の方が読み物として楽しいですね。(とにかく捨ててしまえ!という本なのでなんにも難しくない)。捨てるにしろ、収納するにしろ、「自分が今何を持っていて、何が必要なのか」を知ること、それに尽きると思います。それは人生にも言えること。。2009/12/14
Emi Oozeki
4
笑ってしまうほどに切り捨てられる一冊。 ラストにはゴミも、ゴミのような知り合いや人間関係も、ゴミのような時間の使い方も綺麗サッパリ捨ててしまおう。 と、断言される。 サルは150頭までしか仲間とうまく付き合えないことが判明したので、人間もよほどのことがない限りは、150人ほどとわきまえ、死ぬか切るか割り切ることが必要。 と、バサバサ切り捨てられる。笑! 最後のあとがきすらも、 あとがきに変えて。。。 捨てちまえ! と、残す著者。徹底してます。笑!!!!! とりあえず、この本を読2017/03/21
イカ男
4
100年前のドイツ農家の持ち物は平均で120個、比べて現代のドイツの大学生は平均で3,000個のものを所有している。(P29)、この指摘で思い出したのが高村光太郎が7年間過ごした花巻の山荘の写真(佐藤隆房著「高村光太郎 山居七年」より)で、昭和26年に映したもので、写真から推測するに物は100個以下ではないか。草野心平がこの本の序に「東京のこのガラクタはやりきれない」と物の少なかった昭和20年代に嘆いていたのである。2011/05/25