内容説明
まっすぐ一直線に行くより、道草を食い曲がりくねって歩くほうが、人生、もっと面白い。五十歳で文壇デビューした直木賞作家が贈る滋味溢れる反・人生論エッセイ。
目次
1 道草のススメ
2 行き当たりばったり
3 貧乏旅行に如かず
4 銀幕の一期一会
5 道端のキャッチボール
著者等紹介
赤瀬川隼[アカセガワシュン]
1931年三重県四日市市生まれ。1950年大分第一高等学校卒業。銀行、外国語教育機関、書店等に勤務後、1980年代より文筆の道に。1983年、「球は転々宇宙間」により吉川英治文学新人賞を受賞。1995年、「白球残映」により第113回直木賞を受賞。そのほか主な著書に、「映画館を出ると焼跡だった」(草思社)、「捕手はまだか」「潮もかなひぬ」(文芸春秋)、「ダイヤモンドの四季」(新潮社)、「四人の食卓」(集英社)、「冬晴れの街」(実業之日本社)などがある
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