内容説明
過去に未来を決めさせるな!全米で人気のセラピストが贈るすぐに役立つ問題解決のテクニック!起きてしまったことの原因ばかり追究しても同じ結果しか得られないなら、今までとは違うやり方をしてみよう。
目次
1 問題とのかかわり方を変える(人生が同じことの繰り返しになったら;解決志向型人間になろう)
2 問題に対する見方を変える(ありのままの自分を受け入れれば道はひらける;注意の向けどころを変えよう;夢がなければ夢をかなえることもできない;人生のあらすじは書き替えられる;古い自分から脱却する)
3 解決志向型セラピー実践編(女嫌いの男を愛する共依存症のシンデレラ―人間関係のトラブル解決法;えっ、アレの最中に話してもいいの?―セックスの悩み;過去の亡霊を退治する;解決志向型生活)
著者等紹介
オハンロン,ビル[オハンロン,ビル][O’Hanlon,Bill]
夫婦・家族セラピー専門の心理療法士。解決志向型セラピーの創始者のひとりとして、世界各地で600回を超えるセミナーを開くかたわら、全米心理療法会議で研究発表も行う。『ラブストーリーを書き替える』など、共同執筆も含めて、これまでに17冊の著書がある。現在、妻とともにニューメキシコ州サンタフェに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
11
何かに悩んだら、原因を考えたり分析せずに、いつもと違った行動をとってみるだけでその悩みは解決するかもしれません。解決志向型アプローチは、現在と未来に注目し、とにかく行動すること。過去があって現在があるのは事実ですが、過去に未来を決めさせるのは間違いです。とはいえ、問題の原因を放置するわけではないのです。行動してから原因を見直すというのもありじゃないかと。あーでもない、こーでもないと止まっている時間がもったいない。行動したら、あーそうだったのかと思うこともありますよね。いつものパターンから抜け出すためには?2016/01/31
クルミパン
3
なかなか良かったです。特に夫婦円満の秘訣には何かと役に立ちそうです。目からウロコが落ちました^^2014/02/11
マープル
3
finalvent氏ご推薦ということでAmazonの古本で入手していた一冊。シンプルだがいつも頭の片隅に置いておきたい人生のTipsといったところか。ちょっとライフハック的な感じもある。ただ必要以上に深刻にならないというのは大事だけど、本当に深刻なことには応用できない気も。最近のfinalvent氏、なんか弱ってるしなぁ・・・2012/04/03
takuhito hihara
2
解決志向アプローチについての本。ビルオハンロンの「しっくりこなければこの本の内容を実践しない方がいい」というスタンスも最高だし、何より翻訳が読みやすくて最高。2019/04/05
ロク=デモス・ナオ
2
同著『可能性療法』と同じような内容。『可能性療法』がセラピストを対象としたものであるのに対し、本書は問題を抱えた人間自身が対象です。分類するならば、認知行動療法系のセルフヘルプ本ということになるでしょうか。ベーシックな内容で似たようなものは他にもあると思うので(『可能性療法』でも十分当事者の役に立つし)、あえて品切重版未定の本書を取り寄せる必要はないかもしれません。ただ、さくっと読める頁数で印象的なフレーズやエピソードが多数収録されているのでややお得感はあるかな。 2012/09/24