内容説明
なぜ、いま禅語なのか?無尽蔵の生きるヒント。
目次
かけがえのない「今」と「ここ」を生きる―“一・いち”
急流の小石ほど丸い―“○(円相・えんそう)”
人を叱咤激励するカーッ―“喝・かつ”
これでいいという終わりのない「無上心」―“閑・かん”
迷いを濾過する心の装置―“関・かん”
すべては目の前にある―“普・ふ”
なくなってはじめてわかるありがたさ―“無・む”
大切なことは言葉では言えない―“黙・もく”
真実を見据える無常観を持て―“夢・ゆめ”
隠されたものなど何もない―“露・ろ”〔ほか〕
著者等紹介
松原泰道[マツバラタイドウ]
明治40年(1907)、東京生まれ。昭和6年、早稲田大学文学部卒業。岐阜・瑞龍寺で修行。東京三田・龍源寺住職、臨済宗妙心寺派・教学部長を経て、現在「南無の会」会長、日月庵庵主、全国青少年教化協議会理事。平成元年、第23回仏教伝道文化賞受賞、平成11年禅文化賞受賞
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