日本人の心をほどく かぶき十話―「風流(かぶき)」の「情念(こころ)」と「行動(はたらき)」

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日本人の心をほどく かぶき十話―「風流(かぶき)」の「情念(こころ)」と「行動(はたらき)」

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784072167632
  • NDC分類 774
  • Cコード C0074

内容説明

「かぶき」にせまる「心意伝承学」の労作。かぶきを歌舞伎たらしめた本質を追う。

目次

はじめに いざやかぶかん
第1話 虎の雨―風流心の原像
第2話 助六実は曽我五郎―紙子の効能
第3話 駒形の稚児“今頃は駒形あたり”
第4話 牛若の衣裳“越さう越さじの降魔の相”
第5話 よみがえりの本義―超一級の鎮魂葬送劇『義経千本桜』
第6話 『暫』と『鞘当』―立てること、合わせること
第7話 『妹背山婦女庭訓』―雛祭りの原形
第8話 『菅原伝授手習鑑』と二つの地方伝承―付り、松王登場考
第9話 『勧進帳』―生と死と・翁と稚児の芸
第10話 山王祭―かぶきの源流は比叡(秘江)琵琶湖畔坂本にあった
おわりに ことさらなるトランスフォーメーションとしての演出