岐山の女

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065450826
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

第一生命の「トップセールス」は、なぜ19億円もの巨額詐欺に手を染めたのか。
ベストセラー『対馬の海に沈む』著者が描く迫真のノンフィクション。
物語は、被害者宅に送られてきた「枝豆」から始まる。
2年に及ぶ取材から見えてきた「女の一生」とは――。
圧倒的な読後感に誰もが心を揺さぶられる!

大手生保でトップクラスの営業実績を挙げる一方、顧客から巨額のカネを騙し取り、89歳で刑事告発された生保レディ。動機を語らないまま、人知れず鬼籍に入った彼女の半生を気鋭のノンフィクション作家が追う。現地で著者を待ち受けていたのが「生保と地銀の闇」、そして地域社会の濃密な権力構造だった。有力地銀・山口銀行の権力者にくい込み、第一生命の金看板をバックに、地元フィクサーのインナーサークルに入り込む……。「伝説の生保レディ」の絶頂と転落を徹底的な取材で描く。

プルデンシャル生命やソニー生命など、その後もたびたび社会問題となる「生保の闇」の実態を解き明かす。

【本書の目次】

序章 枝豆
第一章 裏切り
第二章 未亡人
第三章 山口銀行
第四章 出世欲
第五章 黒神
第六章 綻び
第七章 第一生命
第八章 神足
第九章 踏み倒し
終章 先生


【目次】

内容説明

第一生命のトップセールスは、なぜ「詐欺師」に堕ちたのか。2年に及ぶ取材の果てに、たどり着いた「真実」とは―。ベストセラー『対馬の海に沈む』著者の最新作。心を揺さぶられる圧倒的な読後感!

目次

序章 枝豆
第一章 裏切り
第二章 未亡人
第三章 山口銀行
第四章 出世欲
第五章 黒神
第六章 綻び
第七章 第一生命
第八章 神足
第九章 踏み倒し
終章 先生

著者等紹介

窪田新之助[クボタシンノスケ]
1978年、福岡県生まれ。明治大学卒業後、2004年に日本農業新聞に入社し、2012年に独立。2024年に『対馬の海に沈む』(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

70
2020年「第一生命19億円詐欺事件」を取り上げた作品。驚かせたのは犯人が89歳の高齢女性で、全国トップクラスの実績を誇り、会社から最高位の肩書きを与えられていたセールスレディーだったことだ。そしてこの事件に関して刑事責任を問われず、静かに余生を終えたこと。事件の真相と同時に、女としての生き方、この土地と時代の閉鎖的な人間関係、これを知りたくて読み始めた。著者の筆は私の知りたいことをどんどん先に進めてくれる。そしてこの作品に結論はない。読み手が何をそこから受け取るか、そこに任されている気がする。2026/10/19

coldsurgeon

6
どこかで目にしたことがあるかもしれない詐欺事件を追ったドキュメンタリー作品。第一生命のトップセールス保険外交員であった女性が、なぜ詐欺師に落ちたのかを追った。男たちがつくる社会的な信用を徹底して活用し、保険契約を獲得してきたセールスレディが、昭和から平成、令和と時代を経る中で、社会の仕組みが変わり、築いた人間関係が失われていったためだろうか。保険外交員は、顧客が富裕層の場合、顧客が持っている金を自分で管理や運用したくなる誘惑が生じやすい、と。その果てに、詐欺師となったのか。興味深い話だった。2026/10/22

高風亮

1
あくまでもらった情報を基にした内容のみで想像で書かない姿勢が感じられて良かった 期待に応えようとし続けた結果が最初の枝豆だったのかなと思った2026/10/29

ばぶパパ

1
対馬を読んでファンになりました。今回もしっかりした取材で読者の疑問に応えていたと思います。対馬の件と同様に、これだけ多額の詐欺なのに、なぜマスコミがあまり取り上げないのか不思議です。日本人特有の詐欺事件だと思います。しっかり教訓とすべきです。そして、このような現状に抗う筆者を応援したいです。2026/10/20

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