出版社内容情報
月山富田城は毛利方の降伏勧告を受け入れ、開城、籠城から実に四年――この時点で尼子勢は三百人になっていた。
山中鹿介夫妻、庵介、苗、立原久綱は最後まで城に残り、鹿介、久綱は降伏に反対で、卯山の策を信じ、
元就の寿命が尽きるのを待つ一方、
九州の大友、但馬因幡の山名、そして俄かに毛利家に反旗を翻した備前の浦上宗景、
宇喜多直家ら各地の味方と連携、逆襲すべきだと説いたが、戦い疲れた義久にもはやその気持ちは無かった。
尼子義久は石見銀山とその周辺に五千貫の所領を与える……という元就の言葉を信じ、元就の罠かもしれないと疑う鹿介を制し、城門を開けたのだが・・・。
元就は義久を完全に幽閉――女人との接触を絶たせ、尼子家を静かに絶やそうと画策する。
元就の目論見を砕くためにも、今まで斃れていった男たち女たちの無念を晴らすためにも、
尼子の統治を慕う山陰の民の願いを叶えるためにも――何としても尼子を再興せねばと鹿介は誓う!
【目次】
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- 和書
- 社会イノベーション実践論



