出版社内容情報
6・4テローー。
日本全国をターゲットとして、謎の中華系勢力による広域サイバー攻撃とドローンの無差別乱射、EVバスのハッキング暴走事件が発生。社会が大混乱に陥った日、妙にタフなブラック企業社員・高田翔平は、彼を監視する中国大使館員の女・アイスを銃撃からかばい、運命が一変する。
「おれはなぜ、死ななかったんだ?」
謎のカギは、東南アジアに築かれた軍閥「新中華界域」(ネオ・シーノ・フロンティア)。そこは巨万の富で世界の中華エリートを集め、最先端のサイバー社会と完璧な人民管理を実現した「もうひとつの中国」だった。
支配者の王昊天は、かつて翔平の両親を殺して自身も死亡したはずの男。彼は中華テックの力で世界を壊し、中国共産党の夢を純化した究極の支配「緋紅(スカーレット)の理想」を目指していた。
界域に囚われるアイス。監視社会のウラをかき脱出を図る翔平。
だが、逃亡と追跡の果てに発生したのは、中国全土を巻き込む超巨大テロと、群衆のグロテスクな暴動だった。やがて、王昊天は南京に進駐しーー。
本当に訪れるかもしれない、最悪の未来の絶望的戯画(ディストピア・カリカチュア)。
ーー王昊天の野望を、翔平は打ち砕けるのか?
ーーアイスは普通の暮らしに戻れるのか?
ーー世界はもとに戻るのか?
「フィクションでしか書けない“ノンフィクション”があった」
ミャンマー軍閥、中国外交施設、特殊詐欺拠点、タイ、フィリピン……。作中舞台は本業でほぼ取材済み。現代中国ジャーナリズムの旗手・安田峰俊が、漫画家・野上武志の美麗イラストとともに送る、アジア規模の圧倒リアル近未来サイバーパンク小説。
ここに開幕!!
【目次】
内容説明
6・4テロ―未曾有の中華サイバーテロが日本を襲った日。妙にタフなブラック企業社員・高田翔平は、彼を監視する中国大使館員の女・アイスをかばい運命が一変する。おれはなぜ、死ななかったのか?謎は、中国軍閥が東南アジアに築いた超管理社会「新中華界域」にあった。その支配者は、かつて不死身の力を奪うため翔平の両親を殺した王昊天。彼は中華テックの力で世界を壊し、中国共産党の理想を純化した究極の支配「緋紅の理想」を目指していた。王昊天の野望を、翔平は打ち砕けるのか―!?現代中国を知り尽くした男―安田峰俊が描くアジア近未来サイバーパンク。新中華世界闘争!
著者等紹介
安田峰俊[ヤスダミネトシ]
ルポライター。1982年滋賀県生まれ。広島大学大学院文学研究科博士前期課程修了。立命館大学人文科学研究所客員協力研究員。「八九六四「天安門事件」は再び起きるか」(KADOKAWA)が第5回城山三郎賞・第50回大宅壮一ノンフィクション賞、『「低度」外国人材移民焼き畑国家、日本』が第5回及川眠子賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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