講談社文庫 時代小説文庫<br> 謀聖 尼子経久伝―雷雲の章

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講談社文庫 時代小説文庫
謀聖 尼子経久伝―雷雲の章

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  • サイズ 文庫判/ページ数 720p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065310434
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

戦国初期に活躍した山陰の雄、尼子経久。「謀聖」と言われるほど計略に優れた人物でありながら、「天性無欲正直の人」と評された得体のしれない個性。そして、東の北条早雲とともに、下剋上大名の代名詞的存在である経久が、旧秩序の破壊を志した本当の狙いとは?

中国地方の覇者を目指し、大内氏らとの激闘を繰り広げる尼子経久。円熟期を迎え、尼子氏は隆盛を極めるかと思われたが、暗雲はその足元から湧き立ち始めていた……「妖草師」シリーズの武内涼が描く、大河歴史小説シリーズ、哀切の完結巻!

内容説明

円熟期を迎えた経久の威名は山陰山陽に轟き、尼子家は天下をも窺う大大名となった。しかし、大内家との闘争は続き、次代の雄・毛利元就も台頭。さらには経久の足下からも不吉な暗雲が湧き立ち、ついに身を裂くような悲劇が襲いかかる―「真の下剋上」の大望、その成否は如何に。書き下ろし歴史巨編、完結。

著者等紹介

武内涼[タケウチリョウ]
1978年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。映画、テレビ番組の制作に携わった後、第17回日本ホラー小説大賞の最終候補作となった原稿を改稿した『忍びの森』で2011年にデビュー。’15年「妖草師」シリーズが徳間文庫大賞を受賞。’22年『阿修羅草紙』で第24回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

如水

28
最終巻は上洛から経久死後の尼子家迄。足利義材(義稙)の要請により、宿敵と呼ぶべき大内氏の傘下に敢えて入った経久。其処には壮大な深慮遠謀の策が…と言う御話。この巻で隆盛を極め十一ヶ国太守となりますが、寿命が💦そしてその歪みが経久に襲い掛かります。盛者必衰、久幸の無念が如何ばかりか…思わず感慨に耽ってしまう様な終わり方でした。…にしても詮久の扱い方、酷く無いかい?まぁ経久とは反対路線で国を統治しようとしてたのは確かですが。…と言いつつも、もっと有名になっても良いと思う人物、尼子経久。面白かったですよ👍2023/07/22

スー

17
15遂に尼子経久の晩年の巻に来てしまいました。弱き者を救いたい幸せに暮らせる国を作りたいという思いから始まった出雲制圧から時は経ち共感して集まった人も減るし後進達にはその想いまも薄まり強者としての驕りも垣間見えその後を知っているのでなんとも辛い内容でした。経久が使える武将と将来尼子に害なす可能性がある者で選び毛利元就を排除しようとしたのが裏目に出て強敵になってしまうのは選択決断の難しさと経久の人間らしさが見えて良かった。本当に読んでいてなんで陶や元就が同時に存在するんだ!と思って読んでました。楽しめました2024/05/20

Mzo

11
志が終始一貫していた経久、まさに見事な一生だったと思います。ただ、これほどの人物でも、後進の育成は難しいのですね…。多くの偉人伝でも抱く感想ですけどね。ともあれ、尼子経久の生涯を、四巻にわたり堪能させてもらいました。この著者の他の本も読んでみたいと思います。2024/03/28

HaruNuevo

8
戦国の世、山陰の覇者となり、西国最大の大名大内家と死闘を繰り返しながら、万民のための世を作り出そうと知謀の限りを尽くした、尼子経久の波乱に満ちた生涯を描く、全四巻、2400頁超えの大河小説。 曹操のような謀と大望を持ち、諸葛亮のように内政に心を配った戦国の名将中の名将。 登場する武将たちの武勇も関羽・張飛の如く壮絶。 こういう作品こそ、大河ドラマにすべきなんだろうね。2023/04/18

5
盛者必衰。である。がしかししかし、少し尼子経久以外の武将がイマイチこう、ロボット染みてしまった最終巻。毛利元就がなんかこう、意味もわからず強く賢いみたいなのはどうなんでしょうね? あと尼子晴久の雑な扱いとか。おそらくながら、この時代の尼子経久、晴久両名の凄みを読むには毛利元就が主役の物語を読んだほうが良いのだろう。歴史の都合上しょうがないとはいえ、少し演出面、脚色が薄味な最終巻。2023/08/06

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