出版社内容情報
弁論術の真髄を古代ローマに学ぶ
古代から現代まで連綿と受け継がれてきたリベラルアーツ・弁論術。西洋で長く話術の手本とされるこの伝統を現代日本で使えるものとして紹介するのが本書です。弁論のとくに「発想」に関わる《序言・叙述・区分・立証・反駁・結語》の規則を、弁論術の第一人者キケロの弁論家デビューから晩年に至るエピソードと実際に行った弁論を材料に実践的に学び、かつ教育現場での試みもおりまぜて「弁論とは何か」を考えていきます。表面的なスピーチ術では飽き足りない方に、2000年の歴史に裏付けられた生きた教養・弁論術のエッセンスをお伝えします。「スピーチするならローマ人がしたようにせよ」ーーそれが本書のメッセージです。
【目次】
内容説明
2000年間、世界が学び続ける古代ローマ最高の知性が実践した話術の極意!―弁論の力は言葉の力と想像力を鍛え、社会に熟成をもたらす。成熟した人間と国を築く古代からのヒント。
目次
一 序言 いったい弁論はどこで誰に教わるものでしょう
二 叙述 青年はフォルムをめざす
三 区分 ポイントは「発想」と「実演」、学びの基本は《理論・範例・実践練習》
四 立証1 キケロに倣って弁論を組み立てる
五 立証2 争点を絞り込み、両側から考える
六 立証3 実演するまでが弁論です
七 結語 スピーチするならローマ人がしたようにせよ
著者等紹介
渡邉浩一[ワタナベコウイチ]
哲学教師。1981年生まれ。福井県立大学准教授。研究上の専門は近代ドイツ哲学史。教育面では遅れてきた「教養部」教員との自覚のもと、リベラルアーツとしての哲学教育について試行錯誤中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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