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出版社内容情報
北京で開幕した世界大会JGPファイナル。
オリンピック出場条件の「世界ランキングの上位者であること」の大きな鍵となるこの大会で、
いのりは華麗な演技で大会最高得点を叩き出し、アメリカや韓国の強豪選手を抑え1位へ躍り出る!
そして、いるか世代のトップスケーターであり、いるかの陰に隠れてきた日本代表・鴉羽ダリア選手の滑走が始まる!
誰にとっても正念場、生き様を懸け、少女たちが跳ぶ!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
和尚
27
いやー、今回の内容は少し心に来るものがありました、その上でいのりちゃんのエゴともいうべきものが出て良かったですし、司先生の迷い、過去、様々な感情も良かった。次が読みたい2026/07/26
JACK
17
☆ 北京で開幕したJGPファイナルに挑むいのりと司先生。いのりは会心の滑りが出来たが、試合後のインタビューでの危うげな物言いが波紋を呼ぶ。いのりは「司先生の人生を犠牲にしてスケートをしている」と考えている。自分が試合に負けると先生が苦しむという罪の意識を持ってしまう。司はどうすれば重荷にならずに済むのか悩むのだった…。この巻は司先生の過去の辛い経験やコーチとして選手のメンタルをどうケアするのかがじっくりと描かれます。自分の人生や子育ての教訓になる作品です。オススメ。2026/07/22
駒場
13
過去のスポーツ漫画とは一線を画す「子どもの競技者に大人がどう責任をとるか」という話をしてきた素晴らしい漫画ではあったわけだが、ここへきてさらなる高みへのぼってしまった。コーチの滅私奉公的指導が何を招くのか、コーチが子供時代に接してきた大人たちとの(トラウマに近い)思い出から解きほぐしていくという完全な人間ドラマの巻である。すげ~よこの漫画……そして過去の大人たちを断罪することが解決につながらないことまでちゃんと描いている。これは司のキャラクター的にも重要だと思うので、物語づくりの上手さにも脱帽してしまう2026/08/04
ぐっちー
13
ショートからフリー6分間練習が始まるまでのドラマ。無邪気ないのりちゃんに釘を刺したダリアちゃんだが、いるかちゃんの絶望を思うと仕方ないか。「知らなかった」では済まされないという罪。それはそうなんだけど、全部知ったり正確に事実を推測ったりできる人なんておるんかい。大好きな作品なんだが、察しなきゃいけないと諭してくるのが息苦しいなと初めて思った。そして畳みかけるように司先生の過去の話。窒素しそうなところに加護さんがいてくれて良かった。重い巻だったがフリーはみんなが晴れ晴れとして演技を終えられたらいいな。2026/07/31
highig
13
( ^ω^)子供を幸せにとする見返りを求めない大人の努力に、気後れする悲しい子供の優しさ。子供をキチンと出来ないまま大人になってしまった司先生を救おうとする優しさが心に沁みる。性格が全く異なる司といのりだが、実にそっくりな考えでスケートに向き合っていた・・・申し訳ない。無力さに苛まれる子供の間違っているとも言い切れない悲しい優しさ。急には伸びない手足に絶望する心の歪さは否応なしに人を大人へと強いるが・・・今巻、流した涙は一つのゴールで一つのスタート。あとは優しい大人に報いる為に優しい大人に成るだけですお。2026/07/28




