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出版社内容情報
恋人との「事件」がきっかけで、画家だった父・碧のことを思い出した浅黄すみれ。19年前に別離した父は、ついに娘を描くことはなかった。親子で過ごした記憶が残る海辺で、奇妙な青年と出会ったすみれは、美術展で、幼いころの自分を描いた絵画を見つけ――。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
16
これもBookLive期間限定版で冒頭50ページだけ試し読みしました。 試し読みした範囲では、現在と主人公が子どもの頃の回想が巧みに重なる構成になっていて、たまたま目に入った美術展で父娘が再会するっぽい、達者な導入部でした。 ちょっと他の作品も含めて読んでみたくなります。2026/08/04
阪口まな
3
漫画『太陽の塔』が小説のコミカライズとして素晴らしすぎたので、かしのこおりの新作を心待ちにしながらも、どこか落ち着かなかった。杞憂であった。とてもよかった。かわいいだけの物語でないのが本当によかった。これは「さよなら」の物語でないだろうか。私はさよならがへたくそなので、さよならに向き合ったひとを尊敬する。本屋に併設されているカフェでそのまま読もうかと思っていたけれども、自宅で読んでよかったよね。人前で泣くのきらいなんよね。2026/07/25
乗合自転車
3
画家を父に持った娘。1巻完結だからかスピード感ある展開。それでいてきちんと起承転結がはっきりしている。2026/07/23
okiaki
2
森見登美彦『太陽の塔』をコミカライズした作家の単独作品。あんまり絵が上手いとは言えないが、その他の要素であるウランガラス、記憶の中の父、少女モチーフのみの個展、スウェーデンなど「お、お洒落〜」と言ってしまいそうなアイテムがこれでもかと登場する。読み終わったあと「何の話だっけ?」となってしまった。子が成人したあとに離婚の原因を知らないなんてことあるかな。2026/07/28
マロ
1
面白かった。独特な絵柄に惹かれて購入。ケレン味は薄いけれどひさしぶりに堅実なストーリーの漫画を読んだ。文学っぽさがある。徐々に父親に近づいていくプロセスがじんわりと楽しかった。絵の中のすみれと主人公のすみれの目がリンクしたように光るシーンはとても素敵だった。キーマンのみどりが情報をほとんど握っていて、一緒に真実にたどりついた感じが薄かった。ラストがいいだけに、あと1、2ページ費やしてほしかった。2026/08/09




