出版社内容情報
水面下で何かが進行している学校新聞の検閲、昼休みだけの部活、校則にない暗黙のルール……
この学校、なんか変。
映像化続々! 業界注目度No.1の「名もなきモヤモヤ」を見える化する異色作家、今度の舞台は社会の縮図「学校」
「教師も生徒も保護者も、自分がどういう状況に置かれているのか、わかっていないと思いますね」
「要求をのまなければ生徒に危害を加える」
発端は、市内にあるすべての高校に届いた脅迫状だった。警察は捜査に乗り出すが、一校だけ脅迫状が届いていない高校があった。
なぜその高校だけ届かなかったのか?
刑事が探るうち、その高校で行われている不気味な「教育」が明らかになっていく。
【目次】
第一章 神奈川県立長澤高等学校
第二章 学校案内
第三章 教育方針
第四章 実態把握
内容説明
「要求をのまなければ生徒に危害を加える」発端は市内複数の高校に届いた脅迫状だった。警察は捜査に乗り出すが、一校だけ脅迫状が届いていない高校があった。なぜ、その高校だけ届かなかったのか?刑事が探るうち、その高校で行われている不気味な「教育」が明らかになっていく。
著者等紹介
佐野広実[サノヒロミ]
1961年神奈川県生まれ。1999年、第6回松本清張賞を「島村匠」名義で受賞。2020年『わたしが消える』で第66回江戸川乱歩賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
132
『この学校、なんか変。』帯に誘われて500ページ貪る様に・・とは行かない(汗)多分ここまでとは言わないが有りそうだから。終始いや~な感じで覆われる。おまけになんだこのラストはなのだ!このモヤモヤをだれか何とかして(←だれかって誰?)既読のシャドウワークのような・・ここの誰かを応援したくなるようでも無くて、ただただなんだこいつ、こいつらなのだ。ごめん、佐野さん次に期待したい。2026/09/29
きあら
19
県立の高校に脅迫状が郵送されてきたが、校長はそれを隠した。市内の他の高校にも送られてきたが、それでも校長は隠した。そして二通目の脅迫状が届く。高校の公にしたくない支配と気持ち悪い雰囲気かと思っていたら、どんどん広がる。スッキリするかと思いきや、結局は気持ち悪いまま。こういう事に手を貸す人たちが、ただただ気持ち悪い。2026/09/29
達ちゃん
17
もやもやの残る読後感ですが、なかなか面白かったです。学校って怖いです…。2026/10/03
柊子
7
手ぬるい終わり方で、すっきりしない。これだけ長編なのにインパクトのないラストで、ガッカリ。磯部が言うように、母娘の問題を、他人を巻き込んで大きくした感じもする。不幸な過去であったとしても、もし、いま由美自身が幸福なら、この事件はなかったのではないか。余談だが、学生運動家や、新聞部の生徒達は、どうして「我々」と表現するのだろう。「私たち」ではだめなのか? 個人的な意見だが「我々」という言葉、私は嫌悪感を覚える。高飛車で偉そうで、謙虚さもない。そんなイメージ。2026/09/13
yasuyuki suzuki
7
市内の複数の高校に脅迫状が届くその脅迫状を隠す校長、いったい隠す理由は何なのか?事務長、生徒を巻き込んで深まる謎が奥深く明るみに出るいじめ、不審死こんなにも教育現場は悲惨なのか?ラストの明るみになる真実の数々読む手が止まらず一気読みでした。あなたぜひ読んで教育現場の悲惨さを読み解いて下さい。2026/09/10




