出版社内容情報
長谷川利行のデッサンが想起させた、著者自身の家郷――。
川端康成や富岡多恵子、徳田秋聲、永井荷風などの作品と、家郷を求めて彷徨する「くらさ」の関係を読み解く第一章。
「みやび」の連鎖が「日本」を形作ってきたと説く第二章。
「日本」とは「現実」ではなく「空無」と向き合う時にのみ「日本」だとする第三章。
日本文学の本質を画期的な手法で抉出することを目指した、第六回三島由紀夫賞受賞の鮮烈な文芸評論集を、著者をよく知る元編集者による解説と教え子による年譜と著作一覧を付して文芸文庫に収録。
【目次】
第一章 日本の家郷――彷徨者の様式としての近代小説 小説論
第2章 生成する日本――文学という離宮 古典論
第3章 虚妄としての日本――モダニズムの地平と虚無の批評原理 批評論
あとがき
参考・引用文献一覧
新書版のためのあとがき
解説 平山周吉
年譜 酒井信
著作一覧 酒井信
内容説明
長谷川利行のデッサンが想起させた、著者自身の家郷―。川端康成や富岡多恵子、徳田秋聲、永井荷風などの作品と、家郷を求めて彷徨する「くらさ」の関係を読み解く第一章。「みやび」の連鎖が「日本」を形作ってきたと説く第二章。「日本」とは「現実」ではなく「空無」と向き合う時にのみ「日本」だとする第三章。日本文学の本質を画期的な手法で抉出することを目指した、三島由紀夫賞受賞の鮮烈な評論集。
目次
第一章 日本の家郷―彷徨者の様式としての近代小説 小説論
第二章 生成する日本―文学という離宮 古典論
第三章 虚妄としての日本―モダニズムの地平と虚無の批評原理 批評論
著者等紹介
福田和也[フクダカズヤ]
1960・10・9~2024・9・20。文芸評論家。東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。1989年『奇妙な廃墟 フランスにおける反近代主義の系譜とコラボラトゥール〈1945:もうひとつのフランス別巻〉』を刊行、この作品が江藤淳に高く評価される。93年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、96年『甘美な人生』で平林たい子文学賞、2002年『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞、06年『悪女の美食術』で講談社エッセイ賞を受賞した。既存のメディアでの執筆だけでなく、2003年に柳美里、坪内祐三、リリー・フランキーと共同編集で季刊文芸誌「en-taxi」を創刊、執筆以外にも対談・座談会や句会、探訪ものの記事など、数多くの企画に参加した。また、1996年から2022年まで慶應義塾大学環境情報学部で教鞭を執り、一青窃、佐藤和歌子、酒井信、大澤信亮、鈴木涼美など多くの教え子が各界で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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佐倉惣五郎
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