出版社内容情報
【家庭用安心坑夫】
夫との平穏にみえる家庭に漠然とした不安を抱えた専業主婦小波が、ある日、日本橋三越の柱に、幼いころ実家に貼ったはずのシールがあるのを見つけたところから物語は始まる。小波はいまも実在する廃坑テーマパークに置かれた、坑夫姿のマネキン人形があなたの父親だと母に言い聞かされ育つが、やがて東京で結婚した彼女の日常とその生活圏いたるところに、その父ツトムが姿を現すようになって……。
【猿の戴冠式】
いい子のかんむりは/ヒトにもらうものでなく/自分で/自分に/さずけるもの。
ある事件以降、引きこもっていたしふみはテレビ画面のなかに「おねえちゃん」を見つけ動植物園へ行くことになる。言葉を機械学習させられた過去のある類人猿ボノボ”シネノ”と邂逅し、魂をシンクロさせ交歓していく。
――”わたしたちには、わたしたちだけに通じる最強のおまじないがある”。
【目次】
内容説明
廃坑テーマパークのマネキン人形を父親だと言い聞かされて育った専業主婦の小波。東京で夫と平穏に暮らしていたが、ある日、実家の洋服箪笥に貼ったシールを日本橋三越の柱に見つける。さらに父ツトムが生活圏に出現したことで幼い頃に引き戻され―。(「家庭用安心坑夫」)「猿の戴冠式」を含む二作を収録。
著者等紹介
小砂川チト[コサガワチト]
1990年岩手県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院社会学研究科心理学専攻修了。2022年、「家庭用安心坑夫」で第65回群像新人文学賞を受賞。同作が第167回芥川賞候補に。さらに’24年、「猿の戴冠式」で第170回芥川賞候補、単行本化された『猿の戴冠式』で第37回三島由紀夫賞候補、第46回野間文芸新人賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Katsuto Yoshinaga
yuui
きょん
してるね
種まく人




