出版社内容情報
文芸誌に発表された短篇作品から、選りすぐりの18篇を収録。いま一番面白い文学を、この一冊で。
【編纂委員】
磯﨑憲一郎
伊藤氏貴
金原ひとみ
川村 湊(解説)
島田雅彦
【収録作】
「死んだ友達」保坂和志
「未来人の全身タイツ」千葉雅也
「Yの一生 The Life of Y」小林エリカ
「虹の架け橋」松浦寿輝
「30世紀少女」九段理江
「おそらく彼女たちは」吉田修一
「きいて」朝吹真理子
「野良芋」河﨑秋子
「あの庭に桜の木はなかった」桜庭一樹
「死の素人」田中慎弥
「鉛筆の瞑想」高瀬隼子
「姉蚕」豊永浩平
「ペグマン」芦沢 央
「おだやかな日常について」柴崎友香
「エル・ニモ」鈴木結生
「背番号10のヘッドスライディング」乗代雄介
「愉快、爽快」山内マリコ
「一、二景」井戸川射子
【目次】
内容説明
文芸誌に発表された短篇作品から、選りすぐりの18篇を収録。いま一番面白い文学を、この一冊で。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いちろく
18
今年の冒頭解説には正直ガッカリした。まず巻末ではなく冒頭にあるから目に入る上に、2025年度の短篇を「戦争の軍靴の音が聞こえてくるような気がする」と総括しているが、選者は貴方たちであり傾向を作ったのも貴方たちでは? と言いたくなる。それでも河崎秋子氏の短篇は昭和20年代のある家庭の日常を見事に切り取っていたし、高瀬隼子氏の入試会場の一コマを描いた内容は自分自身の受験生活を想起したのも事実で、乗代雄介氏の草野球の思い出を描いた内容は私も小学生時の活動を懐かしめた。結局は、今年も全編読めて良かった内容だった。2026/08/27
Chisaka
1
去年が終戦80年だったからか、戦争に関連した短編を多く集めていたようだ。ものによっては 飛ばしたり途中で読むものをやめたりも結構したけれども、いくつかの短編は楽しく読めた。
赤色星人タングステン
1
不勉強でほとんどの著者様を存じ上げなかった。1番目、自身の理解力無さか1文が長すぎて全然内容が入ってこない。2番目、興味のない主題のエッセイ、読むのをやめようかと思ったが、3作目からようやく読む気がしてきた。冒頭の解説で戦争に言及していたが、戦争に関連した文章を無理に集めた感じ、面白いかどうかは別として。短編集だったから最後まで読んだけど、時間を費やすしてよかったと思えたのは数作だった。2026/07/21




