講談社学術文庫<br> 哲学の慰め

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講談社学術文庫
哲学の慰め

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065433539
  • NDC分類 132
  • Cコード C0110

出版社内容情報

本書は、「最後のローマ人」と評されるアニキウス・マンリウス・セウェリヌス・ボエティウス(475/77頃-526年頃)が生涯の最期に残した著作である。
ローマ貴族の家に生まれ、アテナイに留学したあと故郷で研究・執筆を行ったボエティウスは、プラトンやアリストテレスの著作をラテン語訳したほか、神学者としては三位一体論を扱う著作を書き、音楽の理論書である『音楽教程』(講談社学術文庫)を、数学の理論書である『算術教程』をものして、四学科(幾何学、算術、天文学、音楽)の基本的な体系を中世に伝えた。
プラトンの『国家』で語られる「哲人政治」を理想としたボエティウスは、政治家としても東ゴート王国のテオドリック王のもとで宰相の地位にまで昇り、510年には西ローマ帝国の執政官となる。しかし、コンスタンティノープルとローマ教会の首位権をめぐる抗争、東ローマ帝国と東ゴート王国の対立に巻き込まれ、叛逆罪の嫌疑をかけられてパヴィアに投獄、処刑された。本書は、獄中で処刑直前に書かれたものにほかならない。
散文と韻文が交互に配され、人格化された「哲学」との対話形式を採った本書は、中世には聖書に次いで読まれた著作として知られる。研鑽を積んできたギリシア哲学を土台としつつ、自身の悲痛な体験を背景に抱えながら、理性によって俗情を克服し、徳と善の中で生きる境地を示した本書は、古代哲学の倫理学的な美しさを今に伝える古典である。
本書の日本語訳は、これまで4種類を数える。その中で最も古いものが、スピノザの翻訳で知られる畠中尚志(1899-1980年)による1938年のものである。「旧字体・旧かな遣い」のままになっていたこの名訳を、「新字体・新かな遣い」にして、お届けしたい。今日の読者にとって読みやすくなる工夫を施すとともに、『畠中尚志全文集』(講談社学術文庫)で熱意あふれる解説を執筆した國分功一郎氏が再び解説を担当した本書は、最新の校訂・研究に基づく他の訳書が存在する中でも、唯一無二の価値を持ち続けるだろう。

[本書の内容]
第一部
第二部
第三部
第四部
第五部
ボエティウス――生涯・業蹟・文献
解 説(國分功一郎)


【目次】

第一部
第二部
第三部
第四部
第五部

ボエティウス――生涯・業蹟・文献

解 説(國分功一郎)

内容説明

ボエティウス(四八〇頃―五二五年頃)は、プラトンやアリストテレスの著作をラテン語訳したほか、神学者・音楽理論家・数学者として四学科(幾何学、算術、天文学、音楽)の体系を中世に伝えた。反逆罪の嫌疑をかけられて処刑された著者が獄中で書いた最後の書。スピノザの訳者として知られる畠中尚志の名訳が改訂版として復活。

著者等紹介

ボエティウス[ボエティウス]
475/77頃‐526年頃。ギリシア哲学に通暁するとともに元老院議員を務めたが、政敵からの告発で死刑判決を受ける

畠中尚志[ハタナカナオシ]
1899‐1980年。宮城県生まれ。東京大学法学部中途退学。脊椎カリエスのため各地を転地療養しながらスピノザ哲学に親しみ、ギプスベッドの中で研究・翻訳に携わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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塩崎ツトム

17
富も栄誉も欲望も、すべてがむなしく、すべてが流転するのだが、真理だけは多分流転せず、本書も1500年近く愛読されている。真理を求めた賢者たちの思想は決して流転しない。……これって養老孟司先生も似たようなこと言ってたな。2026/04/30

kumoi

5
心正しき人が非業の死を遂げ、悪しき人が平然とのさばる。哲学の女神は言う。悪しき人間はいずれ罰されるし、それによって救われもするのだから、表面的には不正が蔓延っているように見えるのだとしても、神の善は正しく実現されているのだと。そのような神の性善説を私は信じない。そして現実から目を背け、自らの立場を正当化する言説を、哲学だとは認めない。人の世は原理的な不可能性を抱えている。だからこそ哲学は、人間の存在を深いところで肯定し、難題に挑もうとする人々に勇気を与えるものでなければならない。2026/04/29

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