出版社内容情報
【目次】
内容説明
二〇一四年夏、次なる職場は1号機原子炉建屋だった。あと十メートル程度のところに格納容器本体。竜田は廃炉作業の「最前線」に足を踏み入れる。原発事故から15年経つ今も、そしてこれからも続く「福島の現実」を福島第一原発作業員が克明に描く、原発ルポ漫画。現在の「いちえふ」を描く新作エピソードも収録。
目次
ギターを持った作業員
ヒーローインタビュー
1F指輪物語
(Get Your Kicks On)Route 6!
アイル・ビー・バック
レット・イット・ゴー
二つの顔を持つ男
未知との遭遇
原子炉建屋なう
人情 松の廊下
1Fホースメン
史上最大の作戦
また来ます!
福島第一原子力発電所再訪記
著者等紹介
竜田一人[タツタカズト]
神奈川県出身。大学卒業後、職を転々としながら、売れない漫画家としても活動。震災後、当時働いていた会社を辞し、被災地のためになる仕事に就くことを決意する。福島に限らず被害の大きかった宮城、岩手などの仕事も探したが、紆余曲折を経て福島第一原発で働くことに。半年ほど働いたところで、会社の定める年間被曝限度量に達したため、一旦、首都圏にある自宅に戻る。その後、見てきたものを漫画にしようと思い立ち、本作を発表。連載終了後もたびたび福島を訪れ、地域の人々と関わり続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nao Funasoko
15
あれから15年。以前刊行の単行本も書架にあるだが、現在の「いちえふ」を描く新作エピソード収録とのことで自分自身の心の中でも風化させないようにとの思いも込めて文庫版も入手再読。2026/02/23
zen-dai
6
本屋さんでこの本を見かけてそういえばもうすぐ3・11だし読もうと思いました。こんなこともあったなって思い出してすっかり自分の中で風化してたことを反省して、みんなはどうなんだろうって考えて久しぶりに考えるきっかけをもらえる一冊だったと思う。 いま、できることは何だろう? あるかもしれないし無いかもしれない。 一人ひとりがそれを考えるきっかけになれば良いなと思います。きっと出来ることはあるはずだと個人的には思います。 震災を風化させないように…2026/03/12
水槽
5
下巻では、上巻で描かれたエピソードに補完する内容に加え、著者が最後に勤務した2014年までのエピソードと、2025年に福島第一原子力発電所に訪れた新作が収録されている。実際に現地で働いた著者がルポ漫画を発表して取材を受けた時に感じたギャップと少しずつではあるけれど進んでいる廃炉作業についても、これから向き合う現実も含めて描かれている。2026/03/28
ひろし🙈🙊🙉
2
上巻では、2012年の作業体験。 下巻では、それを漫画化した際の反響と2014年夏の作業現場、そして最後に2025年の取材風景が描かれる。 当時のマスコミ報道の違和感を思い出した。 原発敷地内、労働者の生活、集団生活する労働者に向けられる地域住民の目、津波被害を受けた地域全体の現実や復旧の進捗が感じられる。とても良いルポタージュだと思った。2026/04/19
Kuliyama
2
巻末の再訪記を見ると、1F視察者の装備が軽減されていて、作業が進んでいることがよく分かりました。2026/03/23




