星海社新書<br> マイルス・デイヴィス研究入門

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星海社新書
マイルス・デイヴィス研究入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 376p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065428153
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0273

出版社内容情報

マイルス・デイヴィスの「ジャズの思考」を徹底分析!

マイルス・デイヴィス─〈ジャズの帝王〉と呼ばれた音楽家は、「モードジャズ」を切り拓いた結果、なぜ突然に「電化」したのか。《アガルタ》《パンゲア》を一つの到達点とする「インスタント・コンポジション」という考えに至るまで、数々のスタイルの変節を遂げたのはなぜか。〈帝王〉の謎めいた軌跡を解明する本書は、ライヴ音源やアウトテイク、バンドメンバーやセットリスト、ポストプロダクションの内実を時系列順に検討し、国内外の最新研究を踏まえ、変節ではなく一貫したジャズミュージシャンとしてのマイルスの思考を克明に描き直す。クラシック音楽の最前線でも活躍する著者のもう一つのライフワークであるマイルス研究を、生誕100周年のいま解き放つ!

*以下、本書目次より抜粋

はじめに これまでマイルスはどう語られてきたか?

第1章 ~1961年
自由への道、モードジャズという出発点

第2章 1963年~1968年
柔軟を極めたクインテット

第3章 1967年~1969年
電化され始めたことで何が変わったか?

第4章 1969年~1971年
ライヴを再考する

第5章 1972年
《オン・ザ・コーナー》は何を変えたか?

第6章 1972年~1975年
自由と洗練のはざまで揺れ動く

おわりに


【目次】

内容説明

マイルス・デイヴィス―〈ジャズの帝王〉と呼ばれた音楽家は、「モードジャズ」を切り拓いた結果、なぜ突然に「電化」したのか。《アガルタ》《パンゲア》を一つの到達点とする「インスタント・コンポジション」という考えに至るまで、数々のスタイルの変節を遂げたのはなぜか。〈帝王〉の謎めいた軌跡を解明する本書は、ライヴ音源やアウトテイク、バンドメンバーやセットリスト、ポストプロダクションの内実を時系列順に検討し、国内外の最新研究を踏まえ、変節ではなく一貫したジャズミュージシャンとしてのマイルスの思考を克明に描き直す。クラシック音楽の最前線でも活躍する著者のもう一つのライフワークであるマイルス研究を、生誕100周年のいま解き放つ!

目次

第1章 ~1961年 自由への道、モードジャズという出発点
第2章 1963年~1968年 柔軟を極めたクインテット
第3章 1967年~1969年 電化され始めたことで何が変わったか?
第4章 1969年~1971年 ライヴを再考する
第5章 1972年 《オン・ザ・コーナー》は何を変えたか?
第6章 1972年~1975年 自由と洗練のはざまで揺れ動く

著者等紹介

小室敬幸[コムロタカユキ]
音楽ライター。1986年、茨城県生まれ。東京音楽大学付属高校と同大学で作曲を学んだ後、同大学院では音楽学を専攻。修了後は東京音楽大学の助手と和洋女子大学の非常勤講師を経て、現在は桐朋学園大学非常勤講師を務めながら、フリーランスの音楽ライターを営む。クラシック音楽、現代音楽、ジャズ、映画音楽を中心に曲目解説やインタビュー記事などを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

bluemint

7
今まで中山さんのマイルス紹介を楽しんで読んできた。しかし「へし折り、ぷち切れ、ぶっ飛び、もっかいぶち切れ、さらにぶっ飛びのソロを弾き倒す。完全にあっちにイッちゃってる」みたいな感覚的なものが多く、好きなんだけれど長く読んでいるといい加減飽きてくる。本書はもっと理論的に、一曲の中でここで何が起きているのかを時間を追って解説してくれる。といってもゴリゴリの音楽理論を振りかざしてもいないので、音楽音痴の私にもかろうじて理解でき、知的満足感もある。書いてくれてうれしい、と同時にマイルスの理論的凄さに改めて驚いた。2026/10/15

Wataru Hoshii

4
東京音大の修士論文をマイルスで書いた音楽ライター小室さんの、満を持してのマイルス研究書。1960年代のモード手法が楽曲の流動化・曖昧化を招き、それがやがて即興音楽を構成する1970年代のスタイルに到達するという議論は、マイルスの熱心なリスナーとしては納得できるもので、それを音楽学的な観点から詳細に分析しているのが本書の特徴である。特に従来のジャズ評論の世界では評価の低いエレクトリック期の楽曲構成を、ここまできちんと分析したものは読んだことがなかった。評論ではなく研究としてジャズを記述する可能性に触れた。2026/07/12

Kb54081271Kb

2
マイルス生誕100周年でマイルス本も数多く出版されているけど、この本は俗に言うモード期から電化時代までのマイルス音楽の変化を線に繋げて分析していく。特に前半のインタープレイを軸に分析する章は音源を聴きながら楽しく読んだ。後半はちょっと息切れ?でもこうやって音と付き合わせながら読める音楽本は大好きです! 2026/10/12

三月うさぎ(兄)

2
マイルス•デイヴィス、なんかよくわからんし、のれないし、面白くないなあー、と思っていたそこのあなた! 譜面も読めないしコード進行とか羅列されてもわかんないなー、と諦めていたあなた! この本を片手に、ほぼ全部サブスクで聴けるマイルスの音源を聴きながら、本文の表に記載されている「秒数」を確認し、そこで何が起きたのか、なぜそんなことが起きたのかを微に入り細を穿った解説を追っていく根気があれば、今までなぜこれが聴けていなかったのかと呆れるほど解像度があがってテンションもあがるよ!→2026/10/10

Kaname Funakoshi

2
マイルスの音楽の分析本。生き方とか全く無視しているのが良い。演奏者としてマイルスを研究するとソロのフレーズの組立に偏ってしまうが、こちらは曲の構成に着目した分析。近代フランス音楽との類推、録音とライブの曲構成の変化と曲の組み上げ方など2026/09/15

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