出版社内容情報
平成のなかば、天皇家は大きく揺らいでいた。
明仁天皇と美智子皇后、そして、徳仁皇太子と雅子皇太子妃。二組の夫妻のあいだに横たわる「溝」が、あからさまになったのである。
そのとき、宮中では、なにが起きていたのか。
なぜ「二つの家族」は、対立しなければならなかったのか。
それには、平成の天皇夫妻が、懸命に作り上げてきた「天皇のあり方」「皇族のあり方」が深くかかわっている。
「平成の天皇家」とはなんだったのか? そこで育まれた「天皇のあり方」にはどのような特徴があるのか? 「平成の天皇家」と「令和の天皇家」はどのような点が違うのか?
皇室記者として取材をつづけてきた大木賢一氏が、天皇家の30年を描き出す。
【主要目次】
●第一章 天皇夫妻と皇太子夫妻、親子のすれ違い
宮内庁長官突然の「苦言」
「私的」を戒める天皇
天皇、皇后の「意向」 ほか
●第二章 「平成流」の始まりに隠されていたもの
平成前夜
明仁皇太子夫妻の「発信力」
「膝をつく天皇」誕生 ほか
●第三章 「平成流の完成」と「明仁天皇の自負」
八月八日のビデオメッセージ
「退位の意向」の不可解な経緯
平成流の巻絵師 ほか
●第四章 雅子皇太子妃が「望んでいたこと」
キャリアをなげうつ
「外国訪問」空白の八年
出産の「ご褒美」 ほか
●第五章 徳仁皇太子「人格否定発言」の全貌
乖離の限界「人格否定」の告発
「出産圧力」だけが犯人なのか
世代の相違 ほか
●第六章 皇太子夫妻、耐え忍ぶ「雌伏」の時代
「精髄を継ぐ」のは秋篠宮家
「退位」ですべてが変わった
奪われる友人 ほか
●第七章 平成を超えて
「誤答」を許されない子ども
「信じる」という言葉
日の丸を見上げる天皇 ほか
【目次】



