出版社内容情報
結婚して三十年、初めて意識した妻との乖離。
仕事に子育て、中年の夢……。
四組の夫婦が相手に向き合い、乗り越える人生の分岐点。
*****
娘が婚約者を連れてきた。
他人の分の寿司も遠慮なく口にする、だらしのない男。
娘が選んだ人ならば。自分は、心が広く先進的な父親。そう思っていたはずなのに。
神保町にある出版社、景談社で働く佐原滝郎は、娘の結婚に心が揺らぐ。
「娘が結婚すべきではない」と感じた婚約者は、意外にも滝郎の妻には好印象。
妻もあの婚約者のことは気に入らないと思っていたのに、一体なぜ?
積み重ねてきた夫婦生活の中で初めて見えた、自分と妻の間にあるひずみ。
もしかして、妻と自分はーー。
社内の三組の夫婦の姿を見ていくうちに、滝郎はある決意を固める。
転勤、再婚、中年の夢……。
四組の夫婦が直面する、結婚生活の危機。
連れ添ってきた相手と向き合い、それぞれが出した答えとは?
【目次】
佐原夫妻 十月十六日(日)
足立夫妻 十月から十一月
船戸夫妻 十一月から十二月
江沢夫妻 十一月から十二月
断章 小倉琴恵 十二月十六日(金)
佐原夫妻 一月から五月
断章 小倉琴恵 十月十六日(月)
内容説明
娘が婚約者を連れてきた。他人の分の寿司も遠慮なく食べるチャラついた若者なのに、なんと妻には好印象!「あなたは偉そうだった」結婚して三十年で初めて妻とのずれを意識した。転勤、再婚、中年の夢…四組の夫婦が直面する、結婚生活の危機。連れ添ってきた相手と向き合い、それぞれが出した答えとは?
著者等紹介
小野寺史宜[オノデラフミノリ]
1968年千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞してデビュー。2008年『ROCKER』で第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。2019年に『ひと』が本屋大賞第2位に選ばれ、ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
のんちゃん
ベローチェのひととき
雪だるま
keisuke




