出版社内容情報
巌流島の戦いで、宮本武蔵は辛くも佐々木小次郎に勝利する。
この戦いで己の未熟さを痛感した武蔵は、二刀流で剣術の世界の頂点に立つため、
壮絶な修行の日々を過ごすが、左腕の動きに満足できない。
失意の武蔵が出会ったのは異相の老人だった。
イタリアの医師だというヴァラキは武蔵に思いもよらぬ提案をする。
「おぬしの左腕を切り落とし、左利きの剣客の左腕と入れ替えるのだ」
なんとしても己の剣術を完成させたいという妄執にとりつかれた武蔵は、
ヴァラキとの奇妙な契約に署名し、左利きの剣客を探す旅に出る。
【目次】



