日本人はなぜ火葬を選ぶのか―世界一の火葬大国ニッポン、火葬率99.9%

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日本人はなぜ火葬を選ぶのか―世界一の火葬大国ニッポン、火葬率99.9%

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065418673
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

99.9%という世界でもトップクラスの火葬率を誇る日本。
なぜ、日本だけ火葬が当たり前になったのか。歴史、宗教、政治……。
さまざまな要因が絡み合った、日本人と火葬の関係、その全貌を紐解きます。
そしてご自身にはどのような葬送が適しているのか、
葬送からいまを見つめ直す……。
リアルな生と死を考える1冊です。

さらに日本と比べた世界の葬送文化、死生観の違いなど、火葬を中心とした世界の葬送をまとめました。

【こんな方におすすめです】
・終活を考えている、終活を始めている
・葬送文化に興味がある
・葬儀や火葬の意義を知りたい




【目次】

内容説明

葬送儀礼、死生観、デザイン…さまざまな視点から日本人と火葬を読み解く。世界の潮流も火葬に傾いている?歴史、宗教、文化、政治から読み解く、今こそ知っておきたい「終活」の話。

目次

第1章 火葬の歴史―古代から現代までの技術と儀式の進化(古代の葬送と火葬;仏教伝来と火葬の定着 ほか)
第2章 火葬場のデザインと死生観(江戸時代までの火葬と葬送空間;輪廻転生と送魂―日本人の死生観の基層 ほか)
第3章 葬送の設備―効率化と多様性(日本の火葬炉設備の歴史と変遷(明治~現代)
火葬炉の構造と運転方式 ほか)
第4章 自分が火葬される時―火葬を通して未来を考える(「輪廻転生」と火葬;「死の確認」と「悲嘆の処理」を短時間に完結させる日本人 ほか)

著者等紹介

武田至[タケダイタル]
一般社団法人火葬研代表理事。1965年新潟県生まれ。東京電機大学大学院建設工学専攻修了。博士(工学)。一級建築士、建築家。火葬炉プラント建設の専門メーカーで火葬炉の設計・施工を担当。その後、社団法人日本環境斎苑協会の研究員を経て、現在に至る。火葬場建設に関する技術支援の他、火葬場を中心とした国内外の葬祭施設に関する研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

159
587年に飛鳥で起こった丁未の乱により日本で火葬が広まる。しかし、火葬、風葬、土葬は長く併存していた。本書は火葬を歴史から読み解いていく。江戸時代に火葬場は迷惑な施設となる。明治に2年だけ火葬禁止となったが、感染症の影響で火葬が主流に戻る。しかし、政府は富の集まる寺から火葬場を切り離すこととした。明治以降に個人墓や夫婦墓から先祖代々の家制度になった。故人が亡くなった証、戦場後の遺骨収集をしているのは日本人だけという。火葬後の拾骨も世界的には稀という。日本では死後すぐに火葬をする。新たな気付きが多々あった。2025/12/30

trazom

117
仏教の伝来で火葬が始まり(皇族初の火葬は持統天皇)、中世では、都市部は火葬(薪を用意できる経済力がある人のみ)、農村部は風葬・土葬。江戸時代には、火葬が一般化する一方、将軍家や大名家は土葬で権威化するという二極化。神仏分離による明治政府の火葬禁止令は2年で撤回されたが、火葬場を寺社から分離し、火葬が、宗教的儀式から公共サービスになったという歴史が、とてもよく分かった。著者は一般社団法人火葬研の代表理事。死者との別れに時間をかける欧米に対し、一刻も早く死を処理して日常に戻りたい日本との比較も興味深い。2026/01/25

ともーか

0
全国各地の特徴ある施設や海外の事例紹介が写真付きであったり、内容はとても興味深く面白かったけどいかんせん文章が読みづらい・・・というか「この文さっきも見たぞ?ここで説明している文脈はさっき聞いたぞ?」という引っ掛かりが随所に感じられた。2026/01/27

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