講談社現代新書<br> コナン・ドイル伝―ホームズよりも事件を呼ぶ男

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講談社現代新書
コナン・ドイル伝―ホームズよりも事件を呼ぶ男

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065418567
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0223

出版社内容情報

科学的な推理を身上とする名探偵シャーロック・ホームズを生んだのは、心霊と愛国に没頭するお騒がせ男だった!
コナン・ドイルの数奇な人生を、現地で識者に取材した最新証言を交え、作品とともに解説する。

・40歳で突然「軍隊に入る」宣言
・「切り裂きジャック事件」の犯人説
・世間を騒がせた「妖精事件」
・アガサ・クリスティ失踪で勝手に「心霊捜査」
・タイタニック号事件をめぐり大論争
・政治家を目指して二度落選

「科学」と「非科学」の間で揺れ動きながら
名探偵シャーロック・ホームズを生んだ不思議

本書で解ける謎
・ホームズのモデルとなった恩師・ベル博士はどんな人物か?
・「ワトソン」を発明したドイル。どんな効果を狙っていた?
・19世紀のロンドン近郊で、ホームズが爆発的人気を呼んだ理由
・ホームズの推理が現代人から見ると時々「かなり雑」なのは?
・ダーウィンの進化論で、英国人が心霊主義に走ったのはなぜ?
・「切り裂きジャック事件」で「医師犯人説」が否定される根拠
・医師としても成功していたドイルが作家専業を決意したきっかけ
・ロンドン留学中の夏目漱石とドイルが出会っていた可能性は?
・妻が病死し、失意のどん底にあったドイルを元気にした「事件」
・人気絶頂のホームズをなぜ『最後の事件』で葬ろうとしたのか?

怪しい事象に突き進む、危うい男……なのに
なぜ、誰もがドイルを愛したか?

★(巻末付録)世界一短いホームズのブックガイド……ホームズ全60作品を解説・評価


【目次】

内容説明

「科学」と「非科学」の間で揺れ動きながら名探偵シャーロック・ホームズを生んだ不思議。怪しい事象に突き進む、危うい男…なのになぜ、誰もがドイルを愛したか?40歳で突然「軍隊に入る」宣言。「切り裂きジャック事件」の犯人説。世間を騒がせた「妖精事件」。アガサ・クリスティー失踪で勝手に「心霊捜査」。タイタニック号事件を巡り大論争。心霊現象と「愛国」に没頭。「名探偵の父」のあまりにも数奇な人生。

目次

第一章 エディンバラの青春
第二章 ホームズ誕生
第三章 二〇世紀と魔犬
第四章 名探偵とタイタニック
第五章 戦争と心霊
第六章 ドイルと現代

著者等紹介

篠田航一[シノダコウイチ]
1973年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1997年、毎日新聞社入社。甲府支局、東京社会部、ベルリン特派員、青森支局次長、カイロ特派員、ロンドン特派員などを経て、2025年4月より外信部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

12
コナン・ドイルの生涯と、ホームズ物をはじめとする彼の作品が書かれ、読まれた時代的背景について。妖精事件との関わりなど既知のこともあったが、クリスティー失踪事件やタイタニック事件をめぐるバーナード・ショーとの論争など知らないことも多く、楽しめた。彼の心霊主義についても当時の時代的背景や彼本人の宗教に対する否定的なスタンスと絡めて論じている。ホームズを心霊主義者にしなかった理由に対する考察がなかなか興味深い。2025/11/23

nishiyan

11
シャーロック・ホームズシリーズの著者として有名なコナン・ドイルの評伝。医師を続けながら執筆していたのは知っていたが、選挙に出たり、ボーア戦争に従軍したりと作家の枠に収まらない活動的な姿には驚かされた。アイルランド人だが、スコットランドに生まれ育ち、イングランドで過ごした愛国者というのはかなり過多な属性を持ち、アイルランド人の気質が心霊信仰への傾倒へと結びつくのだから、実に興味深い。それでもホームズ作品とのバランスを取れたのはまさにプロである。コナン・ドイルを知るのにまず手に取りたい入門書だろう。2025/12/03

keisuke

6
言わずと知れた「シャーロック・ホームズ」の生みの親、コナン・ドイル。でもホームズほどには今ひとつ知らない、コナン・ドイルの生涯を解説してくれる本。何かで読んだ気はするけど、医者をしながらホームズを書いていたというのも新鮮に驚いた。順風満帆だけど波瀾万丈でもあるドイルの人生も充分読み物として読み応えがあると思う。2025/11/23

たかきち

1
最近シャーロック・ホームズにはまっているので、勉強がてら読了。理性で戦っていくホームズを生んだ作者が心霊主義に傾倒していくのは謎なようでいて、少し分かってしまう気もする。人間、理性だけでは生きられないのだろうな…。岩波新書の『百人一首』を読んだときは藤原定家の一代記を書きたくなったけれど、本書を読んだ今は、コナン・ドイルの一生を物語にしたらめちゃくちゃ面白そうだなと思う(物語にされる方はたまったもんじゃないかもしれませんが)。2025/11/28

vox6336

1
英文学の研究者でもない、シャーロキアンでもないと自認(こういうスタンスが良い)するジャーナリストが書いたシャーロック・ホームズの作者の評伝。最初から引き込まれていっきに読めた。2025/12/03

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