出版社内容情報
【こんな人は必読!】
どんな病気? 治療法は?
「発作ゼロ」をめざしたい!
【患者と家族が安心して暮らすためのQ&Aガイド】
てんかんとは、1大脳の神経細胞が過剰に興奮することで、2てんかん発作をくり返す、3慢性的な脳の障害です。この3つの要素を満たすのが「てんかんという病気」です。「てんかんである」といっても、脳のどこに問題があるか、どのような発作が現れるかは人によって大きく違います。
発作の現れ方だけでも、意識を失って倒れるような大きな発作から、「気持ち悪さ」や「突然の不安感」など本人しかわからないような小さな発作までさまざまです。原因や、合併症の有無、治りやすさにも違いがあります。
大切なのは「自分自身のてんかん」をよく知り、くわしくなること。それが適切な治療の第一歩となり、てんかんと向きあいながら安心して暮らすことにつながります。
【本書の内容構成】
第1章 「てんかん」を理解する
第2章 発作の種類と対処法
第3章 正しい診断を受けるために
第4章 薬物療法と手術で発作をおさえる
第5章 日常の工夫や注意点
【目次】
内容説明
こんな人は必読!突然のけいれん、意識を失うことも…どんな病気?治療法は?「発作ゼロ」をめざしたい!患者と家族が安心して暮らすためのQ&Aガイド。どうして発作が起こる?薬で治る?副作用は?高齢者のてんかんの特徴は?てんかん発作は脳に悪影響を与える?発作には前兆がある?車の運転はできない?
目次
1 「てんかん」を理解する(「てんかん」はどんな病気ですか?;発作はどのようなしくみで起こるのですか? ほか)
2 発作の種類と対処法(てんかんの大発作とはどんなものですか?;小さな発作ではどんな症状が現れますか? ほか)
3 正しい診断を受けるために(てんかんはどのように診断されますか?;問診ではどんなことを聞かれますか? ほか)
4 薬物療法と手術で発作をおさえる(てんかんは治りますか?;てんかんの種類によって治療の見通しは変わりますか? ほか)
5 日常の工夫や注意点(てんかんがあっても、普通に生活できますか?;てんかんがあることを、だれにどこまで伝えればよいですか? ほか)
著者等紹介
中里信和[ナカサトノブカズ]
一般財団法人広南会広南病院病院長、東北大学名誉教授、東北大学大学院医学系研究科てんかんスマート医療共同研究講座教授(学術研究員)、東北大学大学院工学研究科先端スピントロニクス医療応用工学共同研究講座特任教授(客員)。1984年東北大学医学部医学科卒業。同大学脳神経外科、UCLA研究員、一般財団法人広南会広南病院副院長などを経て、2010年東北大学大学院医学系研究科教授、同大学病院てんかん科科長(兼任)、2011年講座名をてんかん学分野に改名。2025年より現職。日本脳神経外科学会専門医、日本てんかん学会専門医、てんかん専門医指導医、日本臨床神経生理学会専門医。東北大学病院にて、日本の大学病院では初となる「てんかん科」を設立。てんかんの医学的問題にとどまらず、その周辺にある社会的問題にも着目し、Xでの情報発信などにも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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