講談社・文学の扉<br> 春の雨にぬれて、獅子はおどる

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講談社・文学の扉
春の雨にぬれて、獅子はおどる

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065414767
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

■第27回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞作品

親の都合で、東京から岐阜の山あいの村へ引っ越してきた、小学五年生のナオコ。
正月明けに新しい学校に行くと、ここにはずっと続けてきたサッカークラブがないという。環境の違いや、降りつづく深い雪に戸惑うなか、春祭りに向けた獅子舞の見学をきっかけに、ナオコにはある願いが芽生える。

それは、「獅子を舞いたい」というもの。
獅子舞では、女の子は演奏(笛)を担当してきた。「女の子が笛、男の子が獅子」という決まりを変え、ナオコは初めての「おんな獅子」となる。男子のショータとともに、二人一組で獅子舞のけいこをするのだが……。

不安や戸惑い、そして期待が交差する日々の中で、ナオコはまだ知らなかった村暮らしの楽しさに出会っていく。
心の揺れをみずみずしく描いた、美しい一作。

第26回ちゅうでん児童文学賞 大賞受賞作品。
[選考委員:斉藤洋氏、富安陽子氏、山極寿一氏]



【目次】

内容説明

東京から雪深い山あいの町へひっこしたナオコ。不安やとまどい、そして期待が交錯する心のゆれをみずみずしく描く。第27回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。

著者等紹介

岳明秀[タケメイシュウ]
岐阜県出身。2025年、本作『春の雨にぬれて、獅子はおどる』が第27回ちゅうでん児童文学賞大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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