出版社内容情報
◆主な内容
小学六年生の葉澄は、発達障害のある双子の姉・菜々実の通院や学校送迎を日常的に手伝っている。菜々実にも、両親にも笑っていてほしい気持ちは確かにある。けれど、友達と遊びたい日も、ひとりでいたい時も、お母さんと一緒にいたい時も、菜々実の都合が最優先になる。何かを諦めるたび、仕方ないと思う反面、胸の奥にモヤモヤがたまっていく。
そんな中、障害がある子のきょうだいが集まった「きょうだい会」に参加することになった葉澄は、同世代の恵太と出会う。からりとした性格の恵太と仲良くなる葉澄。恵太にも障害を持つ弟がおり、明るい言葉の裏には、複雑な感情がにじんでいた。
葉澄は「きょうだい会」での交流や、かつて仲違いした友達とのやり取りを通じて、自分の未来について考え始める。障害のあるきょうだいのために生きるのが「みんなにとって」幸せなのだろうか、それとも──?
きょうだいだから愛している。愛しているから、見捨てられない。
きょうだい児が抱える葛藤をまっすぐ描き切った、渾身の力作!
監修:藤木和子
【目次】
内容説明
葉澄には、自閉症をもつ双子の姉・菜々実がいる。「きょうだいだから、菜々実が困っていたら助ける」―大きくなるにつれ、家族を思う気持ちと自分の気持ちとの板挟みになっていた葉澄は、きょうだい児が集まるという「きょうだい会」に出会い…。もしわたしが、きょうだいと別の道を行きたいと言ったら、どうなるんだろう。講談社児童文学新人賞作家、きょうだい児の葛藤を描く新境地書き下ろし!【きょうだい児】―障害や重い病気のある兄弟・姉妹がいる子どものこと。
著者等紹介
落合由佳[オチアイユカ]
1984年、栃木県生まれ。法政大学卒業後、会社勤務などを経て、2016年、バドミントンに打ち込む中学生たちを描いた『マイナス・ヒーロー』で第57回講談社児童文学新人賞佳作に入選。翌年、同タイトルのデビュー作を出版した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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芦屋和音




