君の火がゆらめいている

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君の火がゆらめいている

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065414521
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

◆主な内容
小学六年生の葉澄は、発達障害のある双子の姉・菜々実の通院や学校送迎を日常的に手伝っている。菜々実にも、両親にも笑っていてほしい気持ちは確かにある。けれど、友達と遊びたい日も、ひとりでいたい時も、お母さんと一緒にいたい時も、菜々実の都合が最優先になる。何かを諦めるたび、仕方ないと思う反面、胸の奥にモヤモヤがたまっていく。

そんな中、障害がある子のきょうだいが集まった「きょうだい会」に参加することになった葉澄は、同世代の恵太と出会う。からりとした性格の恵太と仲良くなる葉澄。恵太にも障害を持つ弟がおり、明るい言葉の裏には、複雑な感情がにじんでいた。

葉澄は「きょうだい会」での交流や、かつて仲違いした友達とのやり取りを通じて、自分の未来について考え始める。障害のあるきょうだいのために生きるのが「みんなにとって」幸せなのだろうか、それとも──?

きょうだいだから愛している。愛しているから、見捨てられない。
きょうだい児が抱える葛藤をまっすぐ描き切った、渾身の力作!

監修:藤木和子


【目次】

内容説明

葉澄には、自閉症をもつ双子の姉・菜々実がいる。「きょうだいだから、菜々実が困っていたら助ける」―大きくなるにつれ、家族を思う気持ちと自分の気持ちとの板挟みになっていた葉澄は、きょうだい児が集まるという「きょうだい会」に出会い…。もしわたしが、きょうだいと別の道を行きたいと言ったら、どうなるんだろう。講談社児童文学新人賞作家、きょうだい児の葛藤を描く新境地書き下ろし!【きょうだい児】―障害や重い病気のある兄弟・姉妹がいる子どものこと。

著者等紹介

落合由佳[オチアイユカ]
1984年、栃木県生まれ。法政大学卒業後、会社勤務などを経て、2016年、バドミントンに打ち込む中学生たちを描いた『マイナス・ヒーロー』で第57回講談社児童文学新人賞佳作に入選。翌年、同タイトルのデビュー作を出版した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Mayuko Kamiwada

6
きょうだい児という言葉を聞いたことがあるだろうか。この本はきょうだい児をテーマに描かれている。もし仮に自分に兄弟がいたとしよう。兄弟が何かしらの障害を抱えていたら・・・。葉澄には双子の姉がいる。姉の菜々実は自閉症スペクトラムだ。周囲の人は勝手に葉澄が姉の世話をして大変そうだと想像する。そんな中、きょうだい児という言葉とその集まりがあることを知って・・・。自分はこの本を通して、きょうだい児という言葉を知った。どの立場の人にも等しく支援ができる社会になればいいと思った。2026/02/09

飲も飲も

5
小6~中学卒業までの「きょうだい児」の話。自閉症の双子の姉菜々美のことで友達倫ちゃんと喧嘩した葉澄。病院で出会った弟が自閉症の敬太をきっかけにきょうだい児の集まり「つなぎひ」を知る。ケアする人もケアされることが大事。2026/01/19

0sanada0

3
面白かった! 私自身もきょうだい児として育ったので、感情移入しすぎて泣いてしまった。「将来は福祉系に進むんでしょ?」とか通院の付き添いの多さ、機能不全家庭など、解像度の高さに驚く。しかし奥付を見て藤木和子さんが監修されていると知り納得。きょうだいと縁を切った私からするとちょっと綺麗すぎるんじゃないか?と思う部分はあるし、展開も読めるんだけど、今困っているきょうだい児を絶望させず、かつ支援につなげやすくするために大事な一冊だと思う。2026/01/27

vodka

3
きょうだい児が主人公のYAは「街に躍ねる」以来かな。この分野の専門の弁護士さんが監修とのこと、そちらのレビューもとても良かったです。 何事も知らないことを知るところから。2025/12/15

佐伯

2
きょうだい児の話。結構明るく、いい感じに書いてるけど現実はそうじゃないなって思いながら読んだ。 こういうきょうだい児が理想って感じ。恵太くんのお母さんの方がリアル。けど、まぁ中学生とかが読む感じだしきょうだい児って何?って所ではいい本かもしれない。 普通障害児の世話しないととか思うきょうだい児居ないわ。 クラスメイトの男の子の『障害って名前で逃げれていいな』ってめっちゃ分かるわ2026/01/19

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