出版社内容情報
老年専門内科へようこそ。最初は難聴の患者さん。院長が短歌を詠んで伝えるメッセージの効果は? 現役医師作家の書下ろし医療小説!(仮)
【目次】
内容説明
坂の上の診療所で高齢の患者を待つのは、処方箋のように短歌を詠む小町院長と、現場好きの若手・山里医師の二人。今回の診療メニューは七十八歳男性が孫と二人暮らしになってから急に発症した謎の「歩行困難」と、「難聴」「軽度認知障害」の三つ―現役医師による話題の書下ろし医療小説シリーズ第二弾!
著者等紹介
南杏子[ミナミキョウコ]
1961年、徳島県生まれ。日本女子大学卒業。出版社勤務を経て、東海大学医学部に学士編入。卒業後、慶應義塾大学病院老年内科などで勤務したのち、スイスへ転居。スイス医療福祉互助会顧問医などを務める。帰国後、都内の高齢者病院に内科医として勤務。『サイレント・ブレス』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akiᵕ̈
23
2ヶ月連続刊行シリーズの第2弾。老坂クリニックに訪れる悩める3人のご老人たちの病の正体を小町先生が明るく鋭く診断していく。歳だから耳の聞こえが悪くなるのはしょうがないけど、何がその妨げの要因になっているか、診察してみないと分からない。認知症かもしれないと本人ではなく配偶者がアレコレ口出ししたら別の病まで引き起こしてしまうし、現代の楽な食事が思わぬ病をもたらす事にもと、気になる事があったらすぐに病院へ行くことも大切だし、己の勝手な判断で見過ごしてしまわない事も大切だなぁと。今回も小町先生の俳句、冴えてます。2025/10/18
パタポン
8
老年内科の老坂クリニックの第二弾。今回も色々と考えさせられました。耳の聞こえが悪い症例、認知症を疑われた症例、そして江戸煩い言われる脚気の症例。どれもこれも老坂先生と山ちゃん先生が解決していきます。脚気のお話、たかがビタミンと思うけどビタミンは体の正常を維持する大切なもので、それが不足すると体の不具合がおこる、とても大切なお話だったわ☺️私も食生活、適度な運動をして老後を迎えたいものだと思いました〜🙂🤨2025/10/25
らんちゃん
2
☆☆☆☆2025/10/31
らんちゃん
2
☆☆☆☆2025/09/17




