星海社新書<br> ナチスドイツ文献ガイド―一次史料から最新研究、サブカルチャー受容まで

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星海社新書
ナチスドイツ文献ガイド―一次史料から最新研究、サブカルチャー受容まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065410264
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0222

出版社内容情報

膨大なナチスドイツ文献から今読むべき名著を精選!

20世紀最大の問題のひとつ、ナチスドイツをめぐっては過去数千冊以上の本が出版されてきた。その中から読むべき古典、歴史を作ったベストセラー、知られざる名著をドイツ文化史の研究者が厳選し、その核心部分をレビューしたのが本書である。最新動向にもとづく現代ならではの一次史料読解、正史だけではわからない文化史や思想史などのナチス裏面史、ナチスの思想的源流となった先行する諸動向、日本や世界のサブカルチャーに与えた多大な影響、真偽定かではないナチス・オカルト伝説まで多彩なトピックを総覧した、ナチスドイツ研究史・文化史の精髄を1冊に凝縮した珠玉のブックガイド。

*本書目次より抜粋

第1章 ナチスをめぐる重要人物たち
第2章 ナチスをめぐる文化史
第3章 ナチス思想の源泉
第4章 オカルティズム

主要参考文献


【目次】

内容説明

膨大なナチスドイツ文献から今読むべき名著を精選!20世紀最大の問題のひとつ、ナチスドイツをめぐっては過去数千冊以上の本が出版されてきた。その中から読むべき古典、歴史を作ったベストセラー、知られざる名著をドイツ文化史の研究者が厳選し、その核心部分をレビューしたのが本書である。最新動向にもとづく現代ならではの一次史料読解、正史だけではわからない文化史や思想史などのナチス裏面史、ナチスの思想的源流となった先行する諸動向、日本や世界のサブカルチャーに与えた多大な影響、真偽定かではないナチス・オカルト伝説まで多彩なトピックを総覧した、ナチスドイツ研究史・文化史の精髄を1冊に凝縮した珠玉のブックガイド。

目次

第1章 ナチスをめぐる重要人物たち(『関心領域』マーティン・エイミス(北田絵里子 訳)日常から壁1枚の隣にある強制収容所
『アンネの日記 増補新訂版』アンネ・フランク(深町眞理子 訳)隠れ家生活を送るアンネのミドルティーン女子らしい一面を知る ほか)
第2章 ナチスをめぐる文化史(『制服の帝国 ナチスSSの組織と軍装』山下英一郎 膨大な写真に見るナチスの組織構造と日常生活;『ユダヤ人カリカチュア 風刺画に描かれた「ユダヤ人」』エードゥアルト・フックス(羽田功 訳)ナチス以前のユダヤ人差別史が風刺からわかる ほか)
第3章 ナチス思想の源泉(『定本 シオンの議定書』四王天延孝(原訳)、天童竺丸(補訳・解説)ユダヤ陰謀論の「原典」は世紀の偽書か?
『ナチズムと祝祭 国家社会主義のイデオロギー的祭儀と政治的宗教』K・フォンドゥング(池田昭 訳)「宗教」化するナチズムを祭儀から暴く ほか)
第4章 オカルティズム(『ヒトラーとオカルト伝説』ケン・アンダーソン(澤田憲秀 訳、井村宏次 解説)ヒトラーのオカルト伝説の虚実を学術的に検証した労作
『20世紀最後の真実 いまも戦いつづけるナチスの残党』落合信彦 ナチス残党伝説を広めた日本の代表的なナチス都市伝説本 ほか)

著者等紹介

森貴史[モリタカシ]
ドイツ文学者。1970年、大阪府生まれ。Dr.phil.(ベルリン・フンボルト大学)。現在、関西大学文学部(文化共生学専修)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

130
ナチスドイツとヒトラーは絶対悪であり、異議を唱える者は歴史修正主義者と批判される。しかし今日までナチス関連本の出版は絶えず、真面目な研究書からトンデモ本まで汗牛充棟の有様だ。人は表向き善こそ正しいとしながら、本当は悪こそが現実的な生の形だと認識しているためなのか。そんな悪を学ぶには何を読めばいいのかわからない状況を整理したガイド本が出るほど、現代人は悪に魅せられているらしい。自分もナチス関係書は結構読んできたつもりだが、掲載30冊中で読了済みは10冊だった。名も知らぬ本もあるほどナチス文化の奥は暗く深い。2025/12/21

HANA

61
ナチスに関する本は数多く今も多数出版されているが、本書は研究者がその中から選んだ本を紹介した一冊。とはいえ幅広く集めようとしているのはわかるのだが、そのため何処となく漠とした印象を受けてしまう。いや紹介されている本はどれも興味深く片端から読みたくなるのだけど。基本文献としては『アンネの日記』『我が闘争』といった今も手に入りやすいものから『二十世紀の神話』等の稀覯書。思想書としては『エルサレムのアイヒマン』『聖別された肉体』等の必読書。果ては『ブラジルから来た少年』まで。とあれ未読のものは読みたくなります。2025/10/02

緋莢

13
アドルフ・ヒトラー『わが闘争』、アンネ・フランク『アンネの日記 増補新訂版』などのお馴染みのものから、坂本明『世界の傑作機別冊 ヒトラーの秘密 ヒトラーは本当にUFOを作ったのか?』というミリタリー関連の本真で、30作品を紹介しています。古いものばかりではなく、近年話題になった『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』も入っています。読んだことないものばかりで、興味を惹かれたものが多かったですが(続く2025/11/15

undine

4
ナチスドイツに関連する本を幅広く紹介したもの。アンネの日記や我が闘争といった有名な本だけでなく、ナチスとオカルト、ナチ思想、ナチスドイツの文化について書かれた本も紹介されている。紹介された本の入手難易度はよくわからないが、今まで読んできたナチス関連の本とは違った角度からナチスを見ることができそうな気がする。2025/11/07

dobrydenkrtek

2
いわゆる学術研究書でくくるとそこには決して含まれない類の図書が含まれているので興味深い。いわゆる正統な入門書は最初に挙げられているだけなので、この本にはある程度のナチスについて、あるいは現代史についての基礎知識がいるかもしれない。日本のサブカルとの関係などもっと突っ込んで議論してほしい面もあるが、それはまた別の本を待ちたい。トンデモ本をトンデモ本として楽しむくらいの眼力と力量が必要な時代に参考になるところも多くあり、ナチスに興味がなくても一読しておいてもいいかもしれない。2025/10/31

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