出版社内容情報
膨大なナチスドイツ文献から今読むべき名著を精選!
20世紀最大の問題のひとつ、ナチスドイツをめぐっては過去数千冊以上の本が出版されてきた。その中から読むべき古典、歴史を作ったベストセラー、知られざる名著をドイツ文化史の研究者が厳選し、その核心部分をレビューしたのが本書である。最新動向にもとづく現代ならではの一次史料読解、正史だけではわからない文化史や思想史などのナチス裏面史、ナチスの思想的源流となった先行する諸動向、日本や世界のサブカルチャーに与えた多大な影響、真偽定かではないナチス・オカルト伝説まで多彩なトピックを総覧した、ナチスドイツ研究史・文化史の精髄を1冊に凝縮した珠玉のブックガイド。
*本書目次より抜粋
序
第1章 ナチスをめぐる重要人物たち
第2章 ナチスをめぐる文化史
第3章 ナチス思想の源泉
第4章 オカルティズム
跋
主要参考文献
【目次】
内容説明
膨大なナチスドイツ文献から今読むべき名著を精選!20世紀最大の問題のひとつ、ナチスドイツをめぐっては過去数千冊以上の本が出版されてきた。その中から読むべき古典、歴史を作ったベストセラー、知られざる名著をドイツ文化史の研究者が厳選し、その核心部分をレビューしたのが本書である。最新動向にもとづく現代ならではの一次史料読解、正史だけではわからない文化史や思想史などのナチス裏面史、ナチスの思想的源流となった先行する諸動向、日本や世界のサブカルチャーに与えた多大な影響、真偽定かではないナチス・オカルト伝説まで多彩なトピックを総覧した、ナチスドイツ研究史・文化史の精髄を1冊に凝縮した珠玉のブックガイド。
目次
第1章 ナチスをめぐる重要人物たち(『関心領域』マーティン・エイミス(北田絵里子 訳)日常から壁1枚の隣にある強制収容所
『アンネの日記 増補新訂版』アンネ・フランク(深町眞理子 訳)隠れ家生活を送るアンネのミドルティーン女子らしい一面を知る ほか)
第2章 ナチスをめぐる文化史(『制服の帝国 ナチスSSの組織と軍装』山下英一郎 膨大な写真に見るナチスの組織構造と日常生活;『ユダヤ人カリカチュア 風刺画に描かれた「ユダヤ人」』エードゥアルト・フックス(羽田功 訳)ナチス以前のユダヤ人差別史が風刺からわかる ほか)
第3章 ナチス思想の源泉(『定本 シオンの議定書』四王天延孝(原訳)、天童竺丸(補訳・解説)ユダヤ陰謀論の「原典」は世紀の偽書か?
『ナチズムと祝祭 国家社会主義のイデオロギー的祭儀と政治的宗教』K・フォンドゥング(池田昭 訳)「宗教」化するナチズムを祭儀から暴く ほか)
第4章 オカルティズム(『ヒトラーとオカルト伝説』ケン・アンダーソン(澤田憲秀 訳、井村宏次 解説)ヒトラーのオカルト伝説の虚実を学術的に検証した労作
『20世紀最後の真実 いまも戦いつづけるナチスの残党』落合信彦 ナチス残党伝説を広めた日本の代表的なナチス都市伝説本 ほか)
著者等紹介
森貴史[モリタカシ]
ドイツ文学者。1970年、大阪府生まれ。Dr.phil.(ベルリン・フンボルト大学)。現在、関西大学文学部(文化共生学専修)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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