出版社内容情報
ネネオと共にいる未来を生きるためとはいえ、
一時的でも自ら進んで彼と離れ離れになる
選択肢を取ったことへの心細さを抱えながら、
ドレッドの領分へと単身乗り出したフレイヤ。
オルガの協力を得た旅の道中で、さらにドリーとも邂逅する。
立場の違う2人が、ともに大切に思うアンナを
ドレッドの手から逃したいという共通の願いのもと、
志を同じくし、さらに共闘へと打って出ようとする。
離れ離れになったことの寂しさを感じているのは、
フレイヤだけでなくネネオも同様だった。
戻ってきたフレイヤと再会したネネオは彼女を労い、
そして離れていた時間を埋め合わせるようにそばにいた。
追放された名家の令嬢と、
彼女に買われた大罪人の物語。
【目次】