講談社現代新書<br> 世界は知財でできている

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講談社現代新書
世界は知財でできている

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065407868
  • NDC分類 507.2
  • Cコード C0234

出版社内容情報

我々はこれまでとはまったく別の世界に生きている。

文章、画像、動画、音楽など、これまで人間しか作ることができないと考えられていたものを、簡単な指示を出すだけでAI(人工知能)が易々と作り出すようになった。実際に、インターネットはいつの間にかたくさんのAI生成物であふれている。

AI生成物について「そのまま使っても大丈夫なのか?」「他人の権利を侵害しないだろうか?」と不安になっている方も少なくないだろう。そう考えてしまうのは、AIが何かを作り出す際、人間が生み出したものをいわゆる「元ネタ」として利用していることを理解しているからに他ならない。本書のテーマである「知財」とは、ひっきりなしに目に飛び込んでくる文字、映像、なにげなく耳に入ってくる音楽など、AIの学習対象となり得る「元ネタ」の情報を含むものである。

そのほか、ふだん使用している服や靴、机やいす、テレビやスマホはもちろん、街中にあるビルやモニュメントなども「知財」に関係している。このように日常には「知財」があふれているが、そもそも「知財」とは何であろうか?

本書は「知財」を巡る現状と今後の方向性に関する最新知識を楽しく学んでいただくことで、一般の読者の皆さんの「知財」のリテラシーをアップグレードしてもらうことを目指したものである。様々な「知財」について網羅的に取り上げながら、我々が新しい時代にどう備えていくべきかについても解き明かしていきたい。

「 知財トラブル 」の地雷を 踏まないための基礎知識
あなたはわかりますか?

●AI 生成物に著作権はあるのか
●無制限にAI に学習をさせてもよいのか
●「○○風画像」はクリエイターの権利を侵害するのか
●『鬼滅の刃』の着物の柄の模倣は許されるのか
●流行語は商標登録できるのか
●「声」に権利はあるのか
●Vチューバーにはどんな権利があるのか



【目次】

本書の内容
第1章 生成AIが揺さぶる「知財」の在り方
第2章 終わらない商標トラブルと炎上
第3章 個人の人格的利益と 「知財」
第4章 重なり合う「知財j の行方
第5章  研究者やスタートアップが「知財」で戦う方法
第6章 ところ変われば…… 「知財」 の国際問題
第7章  変わりゆく「知財」の世界

内容説明

「知財トラブル」の地雷を踏まないための基礎知識。あなたはわかりますか?

目次

第1章 生成AIが揺さぶる「知財」の在り方
第2章 終わらない商標トラブルと炎上
第3章 個人の人格的利益と「知財」
第4章 重なり合う「知財」の行方
第5章 研究者やスタートアップが「知財」で戦う方法
第6章 ところ変われば…「知財」の国際問題
第7章 変わりゆく「知財」の世界

著者等紹介

稲穂健市[イナホケンイチ]
東京都生まれ。東北大学研究推進・支援機構リサーチ・マネジメントセンター特任教授、弁理士、米国公認会計士(デラウェア州Certificate)、内閣府上席科学技術政策フェロー。横浜国立大学大学院工学研究科博士前期課程修了後、大手電気機器メーカーの知的財産部門、米国カリフォルニア州にある研究開発拠点などを経て、東北大学に着任。産学連携の取り組みにより内閣府「第5回日本オープンイノベーション大賞」選考委員会特別賞を受賞。知財を楽しくわかりやすく伝える知財啓発の第一人者。科学技術ジャーナリスト(筆名:稲森健太郎)としての著作も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MOCCO

8
知財業界関係者としてのレビューです。この業界は、「目には見えない」知的財産というものに、どこまでの大きさの権利を与えるか、という分かりにくい世界観ですが、本書では、現実世界の多様な事件を発端として、「リアル現実」と「知財」を結びつけて考えられます。個人的にも、業界以外の方に知財について説明したい際に、参照したい一冊でした。今回、やはりAI関連が多い点が注目でした。数週間レベルで成長を遂げているというAIですから、新たなステージの前の早い時期に、著者の新たな著作発刊をお待ちしています!!2025/09/17

Masaki Sato

3
生成AI、新しいタイプの意匠など最新の動向を初心者にもわかりやすく。AI学習の位置付けなどよく分かってなかった部分。2025/09/15

ponta

2
日常のあらゆるシーンに知的財産は存在している。それらがどのように保護されて存在しているのか、この本では様々な例を取り上げて解説している。そして近年、AIが驚異的に発展し、知財を脅かしている。例えば人の声は知的財産なのか。作風は知的財産なのか。芸術は人間が創り出したものでなければ価値はないのか。人が作ったものが人を脅かすという、SFのような世界が到来している。人が作ったものの価値が失われてしまうことに対して、この本では警鐘を打ち鳴らしている。2025/09/02

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