ブルーバックス<br> 生命の起源を問う―地球生命の始まり

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ブルーバックス
生命の起源を問う―地球生命の始まり

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065404317
  • NDC分類 461.6
  • Cコード C0245

出版社内容情報

地 本書は、科学に興味をもつ者にとって、永遠の問いの一つである、「生命とは何か」「生命の起源はどこにあるのか」の本質に迫る企画である。著者は、東京科学大学の教授であり、地球生命研究所の所長である、関根康人氏。土星の衛星タイタンの大気の起源、エンセラダスの地下海に生命が存在しうる環境があることを明らかにするなど、アストロバイオロジーの世界的な第一人者である。
 46億年前の地球で何が起きたのか? 生命の本質的な定義とは何か? 生命が誕生する二つの可能性などを検証していきながら、著者の考える、生命誕生のシナリオを一つの「解」として提示する。
 我々とは何か、生命とは何か、を考えさせられる一冊。

主な内容
◆世界最古の生命化石
◆生命の定義と細胞の基本図
◆生命を育む惑星の循環
◆スノーボールアース
◆大量絶滅
◆ミラーの実験 生命の起源をさぐる
◆原始の地球はどのような環境だったのか
◆オパーリンの化学進化説
◆月の探査が原始の地球を教えてくれる
◆ジャイアント・インパクトの二つの可能性
◆原始の生命とはどのようなものか
◆共通祖先LUCA
◆LUCA以前の原始生命たち
◆RNAワールド
◆さまざまな条件が交わる場所で生命は生まれた




【目次】

内容説明

生命の本質を、生命の始まりから考える。地球システムの中の大きな循環の中にある、非平衡的な物質の循環。―それが生命の始まりなのか。月をはじめ、エンセラダスや火星など、太陽系の他の天体の最新研究から、原初の地球での生命誕生の条件をさぐる―。

目次

第1章 生命とは何か、地球とは何か(生命あふれる地球の代償;ある古生物学者の野望 ほか)
第2章 地球システムのつくり方(月は、常に、地球の傍らにいた;高度成長期の夢 ほか)
第3章 生命をさかのぼる(系譜をさかのぼる;惑星科学と湯川イズム ほか)
第4章 異形の生命(マルセイユにて;氷衛星の地下海 ほか)
第5章 生命の誕生(我々はどこから来たのか;地球と生命の表裏 ほか)

著者等紹介

関根康人[セキネヤスヒト]
1978年東京都浅草生まれ。東京大学理学部卒(2001年)、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(2006年)。東京大学特任助手(2006年)、同助教(2007年)、同講師(2011年)、同准教授(2014年)、東京工業大学教授(2018年)、東京科学大学教授(2024年~現在)。惑星化学を専門とし、地球や火星、木星・土星の氷衛星などの形成・進化に関する研究を行っている。特に、これら天体の大気や海洋の起源・進化、さらには生命生存可能性について興味を持っている。井上学術賞(2023年)、日本学術振興会賞(2022年)、文部科学大臣表彰若手科学者賞(2016年)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

81
アストロバイオロジーとは、宇宙における生命に関する学問であり、物理学、化学、生物学など細分化された知識を融合して思考する。はやぶさの持ち帰った資料から有機物が発見されたので、生命の宇宙起源説が優位になっているかと思いきや、そんな単純なものではないらしいことを本書で知る。地球と生命とは共通点があり、いずれも循環するサブシステムの集合体とあるのは目から鱗。宇宙も生命も同じフラクタルのようなもの。そうすると生命も始めにシステムがあって、それから生まれたという考えも面白い。宇宙に関する未知の学問にワクワクします。2025/09/02

まさ☆( ^ω^ )♬

6
面白い!でも、難しい。分からない事が多くても楽しめる。億年単位のスケールでの話なので、途方もない時間をかけて今がある事を再認識。ホモ・サピエンスの歴史なんて、ほんの数分くらいなものだ。戦争なんてしてる様では、宇宙へ展開していくなんて当分先の事になりそうね。久し振りにブルーバックスを読んだけど、そのシリーズ面白そうなタイトルが山ほどあって、ハマるとヤバい事になりそう。2025/09/04

もりまち

0
惑星科学者の著者による、地球生命の起源を示す本書。非常に明快で分かりやすいです。火星探査機、木星の衛星探査機のデータなども交えながら、太陽系の成り立ち、地球の成り立ちが示され、それをもとに、生命の起源が示されます。酸性環境・アルカリ性環境などの pH グラデーションは、まさに膝を打つ部分。地球生命の最初の一手がどうやって起こったかを示す、非常に素晴らしい本です。2025/09/10

Hiroyasu

0
地球上での生命誕生の仕組み、徐々に解明されつつある事に、大変面白かった。2025/08/10

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