- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 講談社 週刊マガジンKC
出版社内容情報
「夜」。それはかつて天災と呼ばれていたもの。人智を超えた災害の襲来に対し、少年たちはただひたすらに舞う。神々の力を借りる為、「夜」の怒りを鎮める為、そしてこの世界を救う為――。日本の田舎町に住む少年・仭は、「夜」により故郷を追われた英国軍人・ガオと出会う。自然に囲まれたのどかな町で、仲間たちと青春を過ごす二人。しかしそんな彼らの下に、再び「夜」が襲い来て……!? 漫画の常識を覆すファンタジー巨編開幕!
ワタツミ様のご利益でアオハルがもう止まらない。
日毎に数を増しながら飛来する“火ノ粉”の群れに手を焼く英国軍。この防戦一方の戦況を打開する一手、それは「親降ろし」だった。焦眉の急に渾身の柴荒神神楽を舞う仭とガオ。その甲斐あって“火ノ神”は仭を依り代に降臨し――。かくして、火祭りは盛大に終焉を迎え、少年少女は禊の遠泳で青春を満喫。すべては平穏に収まるかと思われたが……。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
4
★★★2025/08/17
真霜
1
「親降ろし」の為に祈り、舞った仭とガオは無事に"火ノ粉"を還す使命を完遂。その影響を払うべく禊をし、新たな海神・イソラ様との歓談を経て穏やかな青春の夏のひとときが、町の少年少女達に流れます。母の故郷でもある日本に骨を埋めることを誓い、全てを話すと決意したガオ。英国側との共存が見えてきた中で突如襲撃してきたのは実弟・テオであり、その美しき仮面の下には狡猾で残虐な本性が…。新たなる敵の登場により再び怪しさが蔓延しつつ、まだまだ謎は多いですが仭の巫覡としての頼もしさが際立っていました。2025/08/20
◀▶
1
うーん、色々と流石。神道ネタも良きです。