星海社FICTIONS<br> 鍵―筒井康隆自選恐怖小説集 (新装版)

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星海社FICTIONS
鍵―筒井康隆自選恐怖小説集 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065402740
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

これぞ! ツツイホラー!!
巨匠・筒井康隆による、キャリア初の恐怖(ホラー)小説集を新装復刊!

鍵、鍵、そして鍵が、忌まわしき青春の記憶を呼び覚ますーー「鍵」。
受信料の支払いを拒んだ男は公共放送の闇を目撃するーー「公共伏魔殿」。
その日突然、オニが会社にやって来たーー「死にかた」。
盲目の少女が辿る、猫とくさりの音と父の匂いの真実ーー「くさり」。
「かしゃん。かしゃん。かしゃん」……サルの玩具がもたらす最悪の結末ーー「母子像」。
ある中学校での飛び降り自殺の真相に迫るモキュメンタリ―ーー「二度死んだ少年の記録」など、日常を異界へと変貌させる16編!

〈収録作品〉
「鍵」「佇むひと」「無限効果」「公共伏魔殿」「池猫」「死にかた」「ながい話」「都市盗掘団」「衛星一号」「未来都市」「怪段」「くさり」「ふたりの印度人」「魚」「母子像」「二度死んだ少年の記録」(全16編)。
角川ホラー文庫版解説=北野勇作/新装版解説=朝宮運河も収録。


【目次】

内容説明

鍵、鍵、そして鍵が、忌まわしき青春の記憶を呼び覚ます―「鍵」。受信料の支払いを拒んだ男は公共放送の闇を目撃する―「公共伏魔殿」。その日突然、オニが会社にやって来た―「死にかた」。盲目の少女が辿る、猫とくさりの音と父の匂いの真実―「くさり」。「かしゃん。かしゃん。かしゃん」…サルの玩具がもたらす最悪の結末―「母子像」。ある中学校での飛び降り自殺の真相に迫るモキュメンタリー―「二度死んだ少年の記録」など、日常を異界へと変貌させる16編!

著者等紹介

筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934年、大阪府大阪市生まれ。日本SF第一世代に属し、中間小説に進出してその最盛期を支え、ジュブナイルの金字塔を打ち立て、多彩な実験小説も繰り出した、小説のジャンルとスタイルのあくなき改革者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

75
筒井さんらしい破天荒でナンセンス、怖いというより不安感にからめ捕られるような不条理ホラー短編集。ひたすら現れる鍵、この鍵を開けていくと最後にたどり着くのは…『鍵』言論の自由が失われたディストピアで人々は…『佇む人』公共放送の闇を皮肉った最も御大らしい『公共伏魔殿』突然会社にオニがやって来て順番に殺されていく『死にかた』盲目の少女と鎖と音がゴシックな印象の『くさり』不気味な白い猿のおもちゃに異次元に引き込まれる妻と子、そして迎える最悪の結末にゾッとする『母子像』普通の日常が異界へ変貌する粒ぞろいの16編。2025/09/28

さちこ

47
鍵が面白かった。ホラーは苦手だった。2025/08/21

ここぽぽ

18
ホラーでも不思議な世界で、不気味なのに読めてしまう。どれも短編だが読み応えあり。「くさり」「死にかた」「二度死んだ少年の記録」のやり切れない不気味さは嵌まりました。2025/09/13

だるま

15
筒井さん自選による恐怖小説集。初刊本では無く、約30年前に角川ホラー文庫から出版された本の新装版で、中身は全く一緒。角川版が手に入り難くなっているとはいえ、人気の落ちない筒井さんだからの復刻だろう。恐怖小説と言っても、収録作ではホラーに限らない作品が多く見られた。お役所仕事のいい加減さから来る恐怖。組織の権力を翳される恐怖。理不尽な暴力を受ける恐怖等。著者の得意なブラックユーモアもあり、普通に傑作選と言って良い内容だろう。但し、ショートショートがちょっと多いなあ。短か過ぎて恐怖を感じる間が無いのが残念。2025/09/02

有理数

8
筒井康隆はやっぱり凄い……!あらゆるジャンルをボーダレスに行き来しながら、グロテスクとユーモア、圧倒的な描写力と想像力で殴りつけてくる恐怖。素晴らしい。どのお話も底抜けに怖い、かつ、恐怖の種類が異なるのも筆力の豊かさが迸っているようで感無量。再読「母子像」は何度読んでも怖すぎる傑作だが、初読みで印象深かったのは「死にかた」。普通の会社にオニがやってきて、金棒で社員を次々と殺していく短編で、理不尽さの中に人間のいろいろな縮図が描かれており、感情が揺さぶられた。重ねて、筒井康隆はやっぱり凄い。いや凄すぎる。2025/09/17

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