ブルーバックス<br> 原子爆弾―核分裂の発見から、マンハッタン計画、投下まで (新装改訂版)

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ブルーバックス
原子爆弾―核分裂の発見から、マンハッタン計画、投下まで (新装改訂版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 560p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065402719
  • NDC分類 559.7
  • Cコード C0242

出版社内容情報

凄まじい破壊力はどこから生まれるのか?
終戦80年、ロングセラーの最新決定版。

核分裂の発見から原爆投下まで、わずか6年8ヵ月──。
物理学の探究はなぜ、核兵器の開発へと変質したのか?

「永遠不変」と信じられていた原子核が、実は分裂する。
しかも、莫大なエネルギーを放出しながら──。
1938年にこの事実がわかった瞬間から、おぞましい兵器の誕生は運命づけられていたのだろうか。
物質の根源を探究し、原子と原子核をめぐる謎を解き明かすため、切磋琢磨しながら奔走する日・米・欧の科学者たち。
多数のノーベル賞受賞者を含む人類の叡智はなぜ、究極の「一瞬無差別大量殺戮」兵器を生み出してしまったのか。
近代物理学の輝かしい発展と表裏をなす原爆の開発・製造過程を、予備知識なしでも理解できるよう詳しく解説する。

〈原子爆弾はなぜ、同じ国の二つの都市に投下されなければならなかったのか?
世界唯一の被爆国である日本は、たとえ明快な答えが得られなくとも、これらの疑問を永遠に問い続け、世界に訴え続ける責務を負っている。原爆投下の事実は、決して歴史上の過去の出来事として片付けるわけにはいかないからである──。(「はじめに」より)〉


【目次】

内容説明

核分裂の発見から原爆投下まで、わずか6年8ヵ月―。物理学の探究はなぜ、核兵器の開発へと変質したのか?「永遠不変」と信じられていた原子核が、実は分裂する。しかも、莫大なエネルギーを放出しながら―。1938年にこの事実がわかった瞬間から、おぞましい兵器の誕生は運命づけられていたのだろうか。物質の根源を探究し、原子と原子核をめぐる謎を解き明かすため、切磋琢磨しながら奔走する日・米・欧の科学者たち。多数のノーベル賞受賞者を含む人類の叡智はなぜ、究極の「一瞬無差別大量殺戮」兵器を生み出してしまったのか。近代物理学の輝かしい発展と表裏をなす原爆の開発・製造過程を、予備知識なしでも理解できるよう詳しく解説する。

目次

第0章 「核なき世界」をどう実現するか
第1章 夜明けとともに
第2章 核分裂の発見
第3章 原子核発見をめぐるミステリー
第4章 中性子の発見
第5章 人工放射能と遅速中性子
第6章 連鎖反応―原子爆弾への道をひらく門
第7章 核分裂理論の聖書「ボーア=ホイーラー核分裂理論」
第8章 濃縮ウラン
第9章 フリッシ=パイエルス覚書
第10章 人工元素「プルトニウム239」
第11章 腰を上げたアメリカ政府
第12章 イタリアからの航海者
第13章 マンハッタン地区
第14章 ロス・アラモス―若き科学者たちの集い
第15章 インプロージョン式爆弾―「肥満児」の誕生
第16章 投下

著者等紹介

山田克哉[ヤマダカツヤ]
1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授を経て、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授に就任。2013年6月に退官。アメリカ物理学会会員。「読者に必ず理解してもらう」意欲にあふれた熱い筆運びで、ブルーバックスを代表する人気著者の一人。1999年には、講談社科学出版賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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どさんこ

2
投下から80年目のこの日に読了した。同じ話が何度も出て来るのが少しうるさい。しかし、開発過程についての説明は、実に分かりやすい。それにしても、よくも短期間で完成することができたものだ。アメリカの資金力と、開発に携わった多数の天才達とが成し得た成果に驚く一方、人間の欲望の恐ろしさに戦慄する。2025/08/06

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