出版社内容情報
「魔味」をめぐって、また殺しが起きた。こんどは「魔食会」のメンバーが直接関わっているらしい。書下ろし時代小説シリーズ最新作!(仮)
【目次】
内容説明
牛の乳を飲む人が増えているらしい。もしかすると「魔食」なのかも。味見方の魚之進は調べてみることに。葛飾郡船堀村でよく乳を出す牛を飼っている運蔵という男がいることがわかり、その牧場へ向かう。だが運蔵の代わりに見つかったのは侍の斬殺体だった。運蔵が下手人なのか。人気の書下ろし時代小説!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。2015年、「耳袋秘帖」シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい!2016年版」(宝島社)では文庫書き下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な人気と実力を誇る時代小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
27
2025年10月講談社文庫刊。書き下ろし。シリーズ5作目。直飲み豚の乳、父の乳、美人オコゼ、蛇大福、の4つの連作短編。工夫はあるものの、少し気味が悪いところもあって、そんなに楽しめなかった。悪事はどんなことでも成立するんだろうが、食にかかわる捕物話ばかりというのも、難しいものがある。ここいらで、大きな謎と解決というような展開に期待したい。2025/11/22
一五
11
魔食の衝撃度が落ちてるな。前にも言った気がするが。牛の乳で酒が出来た? それヨーグルトかも2025/12/04
やま
5
シリーズ5作目。出てくる料理は相変わらずですが面白かったです。最後の終わり方が終わりに近づいている様で気になりました。2025/10/24
goodchoice
2
このシリーズ、いろいろ変なものが出てくるが、今回も想像を絶する一品だった。2025/11/28
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