出版社内容情報
「俺、ここでいったい何をやっているんだろう」
江戸・深川の鉄瓶長屋を舞台に店子が次々と姿を消すと、差配人の佐吉は蒼白な顔をした。
親思いの娘・お露、煮売屋の未亡人・お徳ら個性的な住人たちを脅えさせる怪事件。
同心の平四郎と甥の美少年・弓之助が、事件の裏に潜む陰謀に迫る「宮部ワールド」の傑作。
【目次】
内容説明
店子の家離れが続く江戸・深川の鉄瓶長屋。同心の平四郎は、八百富の太助殺しから始まった一連の出来事が仕掛けられたものだと気づく。長屋の地主・湊屋総右衛門は店子をひそかに追い出そうとしているのか。平四郎は甥の美少年弓之助と十七年前湊屋で起きた失踪事件にたどり着く。「宮部ワールド」真骨頂!
著者等紹介
宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京都生まれ。’87年『我らが隣人の犯罪』でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、同年『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、’93年『火車』で山本周五郎賞、’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、’99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、’02年司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、’07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、’08年英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Awardを受賞。’22年菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷにこ
4
再読2025/10/13
めがねおじさん
1
上巻で鉄瓶長屋を取り巻く不穏な出来事に不信を抱いた同心平四郎。及び腰ながら真相究明に乗り出す。下巻では具体的に動き出すのだが、何せぼんくらと称されるだけに単独では解決は難しい。そこで助っ人が彼の周りに集まって来る。頭脳明晰で物事の本質を見抜くに優れた美少年弓之助。抜群の記憶力を持つおでこと仇名される少年。そして手足として探索に奔走してくれる岡っ引き政五郎とその手下。彼らを使って謎を暴いていく平四郎は、人を引き付ける人徳のようなものを具備しているよう。たどり着いた真相に見事な裁きを導く。流石の宮部ワールド。2025/12/16
鈴木正大
1
出て来る人物が皆、魅力的だ。主人公の平四郎を筆頭にお徳、佐吉、みすず、政五郎、弓之助におでこ。又、解説が北上次郎(目黒考二)なのも嬉しい。2025/09/28
吉田正
0
楽しかった!登場人物が皆個性的で楽しい。2025/09/30
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