出版社内容情報
デジタル時代に輝くクラシック名盤は何か? 忖度なしの批評で21世紀の天才たちが紡いだ20+20枚が名盤の新たな地平を照らし出す。
【目次】
内容説明
クラシックの未来を拓く名盤21+19枚。現代のクラシック音楽は、デジタル音楽配信の登場でリスナーの二極化といった大きなうねりの中にある。そんな時代にクラシック音楽の名盤はどこへ向かうのか?アルゲリッチやクレーメルの円熟した表現力から、アーノンクールやロトら古楽派の革新的なアプローチ、マケラやユジャ・ワンの清新でダイナミックな演奏、ショパン・コンクールで輝いた角野隼斗や藤田真央、グリモーの深い詩情が響くブラームスまで。新時代の感性でクラシックを再定義する天才や革新者たちが生み出した新時代の名盤を厳選。カルチャー論を交えながら名盤の魅力を余すところなく解説する。クラシックの未来を体感できる一冊がここにある。
目次
1 ヴィルトゥオーゾの饗宴 アルゲリッチ、クレーメル、マイスキー、バシュメット
2 古楽器のフロンティア 最後の貴族アーノンクール
3 ヴルトゥオーゾを葬り去る ロトの革命、シュタイアーの技巧
4 21世紀の使徒降臨 マケラ&ヤンセン
5 新世紀のじゃじゃ馬ならし ドゥダメルとユジャ・ワン
6 トリガーとしてのショパン・コンクール 世界がかてぃんを見つけた日
7 ルカ受難曲は名曲なのか 現代音楽というラビリンス
8 21世紀のディーヴァは誰だ ネトレプコ?ゲオルギュー?
9 狼と暮らす女 グリモーのブラームス
配信で聴く名盤・新名盤ガイド 21+19
著者等紹介
本間ひろむ[ホンマヒロム]
1962年東京生まれ。批評家/アーティスト。大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退。Apple Music’ Spotifyなどへ音楽配信も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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