星海社新書<br> 21世紀のクラシック新名盤―革新者たちの絶対必聴アルバム

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星海社新書
21世紀のクラシック新名盤―革新者たちの絶対必聴アルバム

  • 本間 ひろむ【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 星海社(2025/06発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065399736
  • NDC分類 760.8
  • Cコード C0273

出版社内容情報

デジタル時代に輝くクラシック名盤は何か? 忖度なしの批評で21世紀の天才たちが紡いだ20+20枚が名盤の新たな地平を照らし出す。


【目次】

内容説明

クラシックの未来を拓く名盤21+19枚。現代のクラシック音楽は、デジタル音楽配信の登場でリスナーの二極化といった大きなうねりの中にある。そんな時代にクラシック音楽の名盤はどこへ向かうのか?アルゲリッチやクレーメルの円熟した表現力から、アーノンクールやロトら古楽派の革新的なアプローチ、マケラやユジャ・ワンの清新でダイナミックな演奏、ショパン・コンクールで輝いた角野隼斗や藤田真央、グリモーの深い詩情が響くブラームスまで。新時代の感性でクラシックを再定義する天才や革新者たちが生み出した新時代の名盤を厳選。カルチャー論を交えながら名盤の魅力を余すところなく解説する。クラシックの未来を体感できる一冊がここにある。

目次

1 ヴィルトゥオーゾの饗宴 アルゲリッチ、クレーメル、マイスキー、バシュメット
2 古楽器のフロンティア 最後の貴族アーノンクール
3 ヴルトゥオーゾを葬り去る ロトの革命、シュタイアーの技巧
4 21世紀の使徒降臨 マケラ&ヤンセン
5 新世紀のじゃじゃ馬ならし ドゥダメルとユジャ・ワン
6 トリガーとしてのショパン・コンクール 世界がかてぃんを見つけた日
7 ルカ受難曲は名曲なのか 現代音楽というラビリンス
8 21世紀のディーヴァは誰だ ネトレプコ?ゲオルギュー?
9 狼と暮らす女 グリモーのブラームス
配信で聴く名盤・新名盤ガイド 21+19

著者等紹介

本間ひろむ[ホンマヒロム]
1962年東京生まれ。批評家/アーティスト。大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退。Apple Music’ Spotifyなどへ音楽配信も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/b6288b2c-2508-44fe-ac02-62d90a01dd38 2025/07/21

読書家さん#cVCpxr

0
ひねた、皮肉っぽい語り口なのですが、そこにユーモアはなくただただ攻撃的で嫌味ったらしい。シンプルに文章としてキツかった。また、語っている内容としても、音楽そのものというより、クラシックをとりまく世界情勢にかんする固有名詞を多用した漫談じみたものです。ただし、巻末の名盤表(?)はQRコードの読み取り式で、とても使いやすいです。2025/10/13

迦陵頻之急

0
21世紀の名盤と銘打ちつつ、多くのページが20世紀後半の、物故した演奏家や、すでに老境に入った演奏家達に費やされ、そこから今日の気鋭の演奏家たちについて敷衍されている。現代の演奏家の鳥瞰図や、その演奏スタイルの詳細な分析を求めると少々物足りない。それなら片山杜秀氏を読もう。今は無き音楽雑誌の連載記事のような、気軽な音楽談義として肩の力を抜いて読んだ。2025/06/27

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