星海社新書<br> 室町史の新論点―混沌の時代を読みとく研究最前線

個数:

星海社新書
室町史の新論点―混沌の時代を読みとく研究最前線

  • ウェブストアに48冊在庫がございます。(2025年07月23日 04時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065399729
  • NDC分類 210.46
  • Cコード C0221

出版社内容情報

戦国時代への移行期として注目される室町時代の学説の見直しが始まっている。気鋭の研究者13名による室町史研究の最前線を一冊に。


【目次】

内容説明

三代将軍足利義満の栄華から応仁の乱を経て戦国時代へと突入する約100年間は、政治・社会の矛盾が顕著に現れた激動の時代だった。南北朝時代初期の足利一門の軍事制度、幕府の家格、守護の権力拡大が複雑に絡み合い、戦国時代への道を開く。天皇継承を巡る「正統」の争いは幕府の介入によってさらに複雑化し、後土御門天皇の葬儀が遅れる悲劇も生じた。一方、荘園の衰退で地方へ下向した公家は和歌や古典をその他に伝えた。また、コシャマインの戦いは蝦夷地を決定的に変容させた。本書は、気鋭の中世史研究者たちが最新の研究と史料をもとに、室町時代の混沌を鮮やかに解き明かした論稿集である。

目次

論点1 南北朝動乱初期に軍事制度はなかったのか?(漆原徹)
論点2 室町幕府の家格とはどのようなものだったのか(小久保嘉紀)
論点3 室町殿はなぜ明から日本国王に冊封されたのか(秦野裕介)
論点4 室町殿御分国と東国との「国堺」はどのような役割を果たしたのか(花岡康隆)
論点5 “京都の警備担当”室町幕府侍所とはどのような存在だったのか(松井直人)
論点6 室町幕府と鎌倉府はどのような関係にあったのか(亀ヶ谷憲史)
論点7 政治都市鎌倉は鎌倉幕府の滅亡とともに衰退したのか?(駒見敬祐)
論点8 「守護」とは何か(今岡典和)
論点9 隣国守護の役割と活動(川岡勉)
論点10 安芸・若狭武田氏は甲斐武田氏に比べマイナーか(笹木康平)
論点11 コシャマインの戦いと武田信広(新藤透)
論点12 室町期の荘園制はどのようなものであったのか(廣田浩治)
論点13 室町時代の天皇はどのように継承されたのか(秦野裕介)
論点14 後土御門のたび重なる苦悩となかなか挙行されなかった葬儀(渡邊大門)
論点15 室町期の公家が地方に下向した実像を探る(渡邊大門)

著者等紹介

渡邊大門[ワタナベダイモン]
歴史学者。1967年生まれ。1990年関西学院大学文学部卒業。2008年佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Teo

0
素人だから「研究最前線」と書かれるとどうにも買ってしまう(7月も買った)。ところが最前線過ぎて吹いた。冒頭の章が一般人にどれだけ興味があるか不明な件について別の人達への反論の内容なので。でもそれ以外はなかなか興味深かった。2025/07/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22688533
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品