講談社学術文庫<br> 日本の俗信

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講談社学術文庫
日本の俗信

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065399569
  • NDC分類 387
  • Cコード C0139

出版社内容情報

「靴の紐が切れるとよくないことが起こる」本当の理由、ご存知ですか? 
予兆、卜占、禁忌、呪術、妖怪、憑物……全国各地で採集された俗信、すなわち「超人間的な力の存在を信じ、それに対処する知識や技術」を体系的に整理。”非科学的で取るに足らぬもの”から日本文化の基層を明らかにする、民俗学の精華!
(解説:廣田龍平)

[本書で扱う主な俗信ーーその由来とは?]
○烏が屋根で啼くと死人が出る
○膝を絶えず小刻みに動かすと貧乏になる
○婚礼に雨が降ると縁起がよい
○一富士、二鷹、三茄子、四葬式、五火事
○厄年に生まれた子は捨子にする
○ものもらいは七軒の家から米をもらって食べるとよい
○手振水をかけられた人は死ぬ
○丙午(ひのえうま)の年は出生数激減(次回は2026年!)
……

[目次]
はしがき
第一章 俗信概論
一 俗信の概念
二 予兆
三 卜占
四 禁忌
五 呪術
第二章 信仰と俗信
第三章 厄年および年祝い
一 はじめに
二 従来の諸説
三 厄年行事の要素
四 贈答の意義
五 厄年行事の意味
六 信仰と俗信
七 厄年受容の基盤
八 結び
第四章 呪的な食べ物ーー味噌の魅力
一 食習研究と味噌
二 葬式と味噌
三 家移りと味噌
四 味噌つき日の吉凶
五 味噌煮の日
六 持ち寄るもの
七 せち味噌
八 山の神と味噌
九 味噌長者
十 呪的な食べ物
第五章 妖怪の地域性
第六章 妖怪と信仰
第七章 死と俗信
一 生と死との境
二 忌の飯
三 死の忌
四 種々のまじない
参考文献
解説 俗信の概念と発生について 廣田龍平
索引

(*本書の原本は、1975年に弘文堂から刊行されました。)

内容説明

「靴の紐が切れるとよくないことが起こる」「他所で爪を切ってはならない」…全国各地で採集された俗信、すなわち「超人間的な力の存在を信じ、それに対処する知識や技術」を、「予兆」「卜占」「禁忌」「呪術」「妖怪」「憑物」に分類し、体系的に捕捉。“非科学的で取るに足らぬもの”から日本文化の基層を明らかにする、民俗学の精華。

目次

第一章 俗信概論
第二章 信仰と俗信
第三章 厄年および年祝い
第四章 呪的な食べ物―味噌の魅力
第五章 妖怪の地域性
第六章 妖怪と信仰
第七章 死と俗信

著者等紹介

井之口章次[イノクチショウジ]
1924‐2012年。兵庫県生まれ。國學院大學国文科卒業。専門は民俗学。民俗学研究所所員、杏林大学教授、日本民俗学会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

13
草履や下駄の鼻緒が切れる、厄年と米寿など年祝い、お墓のお供え物、通夜、その他占い、まじない、妖怪等々俗信の数々を取り上げ、その元々の意味について議論しており、さながら俗信図鑑の趣がある。概論にあたる第1章は、この手のことに興味のある人間は必読だろう。原始人や古代人の物の見方、考え方について、現代人と本質的な違い、はっきりした断絶があるというのは誤りであるという著者の見解には賛同できる。これはあるいは外国人に置き換えても成立するのではないか?2025/06/28

keisuke

3
ネットギャリー。思ったより古い本だったことは自分の確認が甘かった。でも面白いし分かりやすかった。一章の『俗信概論』だけで読み応えがあるし、知らないことばかり。良い夢の「一富士二鷹三茄子」は有名だけど「四葬式、五火事」ってどう考えても縁起悪そうなのに、って思ったらちゃんと解説してくれる。平易な文章と写真もふんだんに使って、講談社学術文庫はこういうのが良い。民俗学もっと色々読みたい。2025/06/22

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