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出版社内容情報
独特の節で読む軍記物の勇壮な場面を、講談で「修羅場〈ひらば〉」と呼ぶーー。
めでたく二ツ目昇進が決まった泉太郎。だが、女子大生となって寄席に現れた初音の隣に見知らぬ若い男がいて、おだやかではいられない。同じ頃、夫から「話がある」と言われた泉花。いきなり人生の岐路に立たされることにーー。姉&弟弟子の未来はどっちだ? 本格「講談師」漫画、完結!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シンシア
29
神田伯山が好きで、興味を持った講談。この本を読んでますます好きになる。2025/07/24
きょん
9
完結巻。泉太郎の二つ目昇進と、泉花の夫の転勤がメインエピソード。神田伯山さんの登場で人気が出てきてるとはいえ、まだまだなじみのない講談という芸能のとっかかりになったかと。「講釈場のあった時代には間に合わなかったけれど、今に間に合った」って泉太郎のセリフが好きだな。2025/08/20
毎日が日曜日
7
★★★+ 完結。2025/07/27
西澤 隆
7
伯山監修とラジオで聞いて読み始めた物語もいよいよ大団円。格好いい人を格好良く読む講談という芸は美学に満ち、だからこそ現実との隙間を埋めることがしんどくてサポートするひとたちが離れていったりもした。主人公が真打ちになるまでを見守ることはできなかったけれど、よくマンガにあるご都合主義のように数年であっさり真打ちになっちゃうようなリアリティ欠如ではない。二つ目になるという千穐楽に立ち会えたことはなんだか幸せだなと感じました。これを機会に実際に目の当たりにしたくなったお話多数。寄席にいきたいなとしみじみ感じます。2025/07/24
Mr.deep
5
大団円!最後ちょっと駆け足気味で少し食い足りなさをありますが講談という新しい世界を教えてくれた素晴らしい作品でした。とりあえず「主催者の席亭はお客と芸人の板ばさみ嫌なもんもたくさん見る。ずっと講談が好きでいたいなら客席に座ってなさい」の言葉は胸に響いた2025/08/01