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出版社内容情報
ついに始まった全国大会。父と妹の緊急事態のため、ブロック予選を控えるみんなと離れ近江から一度東京に戻った凛月。
OBの千早、奏、優征(肉まんくん)の助けも借りて、予選を戦うみんなのもとへ帰れるよう急ぐ――!
一方、「凛月不在の今、誰がどうやって3勝するのか」初戦を前に頭を抱える瑞沢かるた部。
運営の手伝いをしている太一や、駒野(机くん)らOBの対戦相手の分析も参考にしながら部長の筑波はスタメンの5人を決める。
そこにはかるた(ほぼ)初心者の千隼の名前も…!
瑞沢が対するは、全国から集まった「この時」に懸けてきた者たち。
菫と筑波、3年がいる最後の夏、いざ開幕――!
その相対は、誰がために――。あらたな『ちはやふる』、緊張の第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
19
「(略)百人一首には「怒り」を表した歌がありません(略)表現することが難しかった「怒り」は和歌になるときに形を変えて「恨み」になります 長良くん「恨み」になる前に怒ることができてよかったですね」競技かるたをすることで、彼ら彼女らはいくつもの気付きに出会う。それは、彼ら彼女らの生き方を彩り、深みを与えるのだろう。「僕はもう街でヒジャブを着けてる人を見逃さない 透明にしない」そしてその気付きを、やがて誰かに与えていることに気付く時、彩りと深みはさらに増すはずだ。2025/06/28
毎日が日曜日
8
★★★+2025/06/22
fuku-fuku-fukui
5
「ちはやふる」ってやっぱり面白いですね。前のシリーズとは違うものを作り出さないといけないから大変ですが、その試みは今のところ成功していると思います。2025/06/18
美和
5
やっぱりちはやふるはいいなあ。これまで田丸さんは自分のことばかりだったけど、初めてチームや同級生の仲間たちの存在に気付いたんじゃないかと思います。個人戦じゃないよ、団体戦だよって、おこがましくも私まで言いたくなりました。相変わらず、裏がありすぎのしのぶちゃんと、裏がなさ過ぎの千早の会話にほっこりしつつ、しのぶんちゃんと友達になりたいなと改めて思います。笑2025/06/16
k
5
それぞれの成長が眩しい。カナちゃん解説で気づいたが、百人一首には「怒り」のうたがないのか。怒りが恨みになってやがて祟るんだなあ。凛月の“運命みたいなものにちょっと触った”は、詩的で印象的。詩暢ちゃんも登場で楽しみ。2025/06/16