出版社内容情報
DFTの基本からはじめて、エネルギー、スペクトル、反応経路、励起状態、大規模分子などを計算する方法をていねいに解説。基底関数や汎関数の選択から、実際の計算結果の評価まで懇切丁寧に説明。
第1章 DFT計算
1.1 DFTとは
1.2 DFT計算のプロセス
1.3 汎関数の選択
1.4 汎関数の補正
1.5 基底関数の選択
1.6 計算モデルの構築
1.7 分子軌道の解析法
1.8 DFTの応用
第2章 応答物性計算
2.1 応答物性の種類
2.2 振動スペクトル
2.3 スピン共鳴スペクトル
2.4 電場応答物性
2.5 磁場応答物性
2.6 光学応答物性
第3章 化学反応計算
3.1 反応エネルギーダイアグラム計算
3.2 反応経路探索計算
3.3 反応ダイナミクス
3.4 反応電子論
第4章 電子励起計算
4.1 時間依存DFT(TDDFT)
4.2 TDDFT に対する補正
4.3 TDDFT の応用
4.4 励起状態反応解析
4.5 励起状態ダイナミクス
第5章 大規模分子計算
5.1 線形スケーリング法
5.2 QM/MM 法
5.3 密度汎関数強結合法
5.4 周期境界条件
第6章 量子化学計算ソフトウェアの選択
6.1 Gaussian 16
6.2 GAMESS(US)
6.3 ORCA
6.4 Quantum ESPRESSO
目次
第1章 密度汎関数法(DFT)計算
第2章 応答物性計算
第3章 化学反応計算
第4章 電子励起計算
第5章 大規模分子計算
第6章 量子化学計算ソフトウェアの選択
著者等紹介
常田貴夫[ツネダタカオ]
博士(工学)。東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻博士後期課程修了。現在、北海道大学化学反応創成研究拠点(ICReDD)特任准教授、および神戸大学大学院システム情報学研究科客員教授
武次徹也[タケツグテツヤ]
博士(工学)。東京大学大学院工学系研究科工業化学専攻博士後期課程修了。現在、北海道大学大学院理学研究院化学部門教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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